所属する文教福祉常任委員会
の行政視察で堺市にある独立
行政法人大阪労災病院を訪問
しました。病院への視察は平
成28年度の常滑市民病院(
愛知県)以来2施設目です。




大阪労災病院は昭和37年に
開設され678床、25診療
科、職員数は嘱託含め125
4名を要し急性期医療・高度
専門医療に対応できる365
日24時間対応の地域の中核
病院で「誠実で質の高い医療
を行い、すべての方々かた選
ばれる病院に」を基本理念に
努力を重ねられています。




視察先として選んだ理由は医
局との関わり合いを含めた医
師確保について。先端医療機
器、高度医療技術の導入につ
いて。初期臨床研修体制の充
実について等の先進事例を本
市でも部分構築の参考にさせ
ていただくためです。




この日は最初に田内潤病院長、
小向孝広事務局長、綿秡和彦
事務局次長、青木修総務課長
から大阪労災病院の概要を説
明いただき、次に事前に提出
させていただいていた10項
目の質問に対して回答をいた
だきました。

最後に救急センターの見学に
も快く応じていただき川端正
明救急部長にご対応いただき
ました。雰囲気がとてもアッ
トホームな感じがしますが臨
床研修医の初期段階から救急
業務医療を経験させ幅広い症
例について充実した臨床に従
事されていることを知り1年
目からでも初期対応の能力が
確実に身につき多くの技術習
得が可能なことが見てとれ若
手研修医にとって素晴らしい
環境であると確信することが
できました。




川端救急部長曰く「市民病院
が救急依頼を断ってはダメで
しょう」(一般論としての市
民病院)とおっしゃられたこ
とにも感銘を受け救急医のあ
るべき姿を垣間見た感じがし
ました。

市立野洲病院は確かに規模も
小さく人的資源は充分ではあ
りませんが、医療関係者や市
民の信頼を獲得するためにも
救急搬送に十分に対応できる
体制を市が責任をもって整え、
情熱を持った指導医の元で若
手医師の可能性を広げられる
よう議員として研鑽し政策提
言をしていきたいと思います。

今回の視察研修で直接現場を
見ることで貴重な経験をさせ
ていただくことができました。
独立行政法人大阪労災病院の
ご対応に心からお礼を申し上
げます。

今日も読んでいただきありが
とうございます。