21日野洲市民病院整備事業
特別委員会が開催され7月1
日の市立野洲病院開院を間近
に控える中、執行部より令和
元年6月30日を譲渡日とす
る病院事業の譲渡契約が現・
民間野洲病院間との間で締結
されたこと、並びに譲渡財産、
滋賀銀行からの債務の取扱い、
旧病院の職員の取扱い、市の
債権放棄などについて報告が
されました。




ご存じのない方のために経緯
概略を説明すると、この計画
は2011年に野洲市唯一の
救急病院である民間の野洲病
院の経営難が公然化されたこ
とに遡ります。民営から市営
化すべく計画が立案されます
が立地場所、収支計画を巡り
市議会の反対が根強く8年の
歳月を要し今月の事業譲渡に
至りました。今後約115億
円を新たに投入し令和3年に
JR野洲駅南口の市有地に新
築移転し独立行政法人に組織
改編します。ベット数は19
9床、急性期医療と自宅療養
の間をつなぐ中軽度の症状を
想定しています。

さて現・民間野洲病院職員(
7月1日から市立野洲病院職
員)の方から夏のボーナスに
ついて支給しないとする告知
が突然なされ苦慮していると
の相談が当職の元に寄せられ
ています。事業譲渡を行う際
は譲渡者・被譲渡者の理事者
間のみで話を進めるのではな
く一般病院職員にも重要事項
説明として適時情報を開示し
安心して働ける環境を作り出
す必要があると考えますが今
回、労使間交渉が機能せず一
般職員が置き去りにされてい
る状況を知り大変危惧してい
ます。






ボーナスは給与と同様に生活
基盤になるものです。冒頭の
市執行部の計画した事業譲渡
スキーム、そして現・民間野
洲病院が移行する清算法人(
7月1日設置)の清算計画に
ついても払拭できない点があ
り一部でも支給できないか譲
渡者、被譲渡者にヒアリング
を行い検証していきます。




今日も読んでいただきありが
とうございます。