【通告5】
⑤永原御殿の史跡の整備計画、
活用について

答弁要求者:教育長


【問】稲垣発・教育長


永原御殿の史跡の今後の計画
について問う。


【答】教育長


野洲市永原江部にあります永
原御殿跡遺跡は江戸時代前期
に徳川家康、秀忠、家光の3
代の将軍が上洛する際に宿泊
した徳川将軍家の専用御殿で、
近世を代表する貴重な歴史、
遺産である。

平成28年度に市として保存
整備方針を明らかにし計画表
を作成。平成29年度からは
絵図や文献資料、古文書など
発掘調査を実施し平成30年
度に成果を報告書にまとめた。
来年度、国への史跡の申請を
行う予定である。指定を受け
た後、保存活用計画の策定を
進め、本丸から順次、発掘調
査、整備実施設計、整備工事
を進めていく。


【問】稲垣発・教育長


永原御殿を保存するだけでは
なく積極的な発信を行い、観
光資源や地域学習環境として
の活用が求められるが、問う。


【答】教育長


建物復元までは考えていない。
全容が理解できる整備を行い
観光資源も含めた貴重な地域
の財産として祇王自治連合会、
妓王まちづくり推進協議会と
共同して活用を図りたい。


【問】稲垣発・教育長


教育委員会所管で進めている
が縦割りではなくて環境経済
部の横との連携はあるのか、
問う。


【答】教育長


環境経済部とも情報を共有し
ており総合教育会議でも歴史
文化遺産の活用についてをテ
ーマに議論を行った。


【問】稲垣発・教育長


積極的な利活用を強くお願い
したいが、問う。


【答】教育長


現在でも永原御殿跡を訪問さ
れる方もいる。先月末だが県
でウォーキングをされたとき、
100数十名の参加もあり商
工観光課と連携しながら活用
したい。


「永原御殿の史跡の整備計画、
活用について」

答弁要旨終了。