8日、さざなみホールで「は
つらつ野洲っ子育成フォーラ
ム」が開催されました。ちな
みにフォーラムとは古代ロー
マ時代の公共広場が語源。




このイベントは中主・野洲北・
野洲中学校の生徒会各2名が
運営委員となり、発表者の小
学生2名、中学生3名が日頃
感じている思いを市民の前で
伝えるものです。祇王小学校
の教頭先生が進行役となり各
生徒が発表後、野洲小学校の
校長先生、中主中学校PTA
会長も交え意見交換を行いま
す。


発表者[敬称略]
■北野小学校6年 岡 千鶴
「ごみについて思うこと」
■中主小学校5年 山田悠翔
「しょうがい者の人達」
■中主中学校2年 叶 菜月
「私の幸福論」
■野洲北中学校2年 福原綾乃
「国際交流について」
■野洲中学校2年 日下慧茉
「なりたい姿」
・保護者代表 杉江保彦
(中主中学校PTA会長)
・市校長会代表 増田多美子
(野洲小学校校長)
・コーディネーター 平井晃彰
(祇王小学校教頭)


時代が移りスマートフォンの
普及によりコミュニケーショ
ン能力の不足が指摘される昨
今、生徒たちは自らの経験を
通して考えを主張します。そ
の真摯さ、希望には大変驚か
されます。自分本位ではなく
他者のことを思いやる姿勢に
感動し優しい気持ちになるこ

とができました。この中で私
が特に心を打たれたのが中主
中学校2年叶菜月さんの「私
の幸福論」です。




知らない人でも出会った人に
は自分から挨拶をしていた叶
さん。挨拶を返してくれない
人がいて、一時期しなかった
ことがあったそうですが下校
時知らない近所の方が「おか
えり」と声をかけてくれたこ
とによって再び挨拶をするよ
うになった経験を通した主張。

「おはようございます」「こ
んにちは」「さようなら」。
挨拶は社会を生きていく中で
相手と向き合い、距離を近づ
け、信頼感を構築する最も重
要なもの。既に積極的に実践
されている挨拶という当たり

前の行動を大人である私も見
習い、人と人との繋がりを改
めて大切にしていきたいと思
うようになりました。私も幸
福論にしたいと思います。

フォーラム終了後、野洲市永
原で活動されている「よさこ
い祇王」さんが4曲の演舞を
披露し来場者を楽しませてく
れました。




今日も読んでいただきありが
とうございます。