全員協議会が開かれました。
市提出分として下記3件の報
告がありました。

・都市計画税の導入検討につ
いて

・野洲市病院職員採用状況と
今後の予定について
・野洲市市民サービス端末機
(自動交付機)の廃止につい




「都市計画税」とは道路・公
園・下水道等の整備費用に充
てることを目的に市街化区域
内の土地及び家屋の所有者に
課される目的税です。

市の導入案では税率は0.2
%~0.3%の範囲で検討し、
課税総額(試算)は市全体で
「0.2%の場合は約3.5
億円」「0.3%の場合は約
5.2億円」の税収となりま
す。しかし市民側から見れば
増税となります。



また道路の利用者は都市計画
税を納めている市街化区域の
市民だけではなく、都市計画
税を納めていない市街化調整
区域の市民も利用します。市
街化区域の市民だけに負担さ
せることは受益と負担の観点
から不公平な状態にあると考
えられます。

国内経済は、大企業を中心に
収益や雇用の改善が急速に進
んでいます。しかしながら市
内を見渡す限り、その面影は
見られず来年度の消費税率1
0%への引き上げを控える中、
生活は厳しさは増すばかりで
す。市民に負担を強いるので
あれば、まずは特別職である
市長、議員が自ら報酬を削減
する等の努力姿勢を示すのが
先決であり、当職は現時点で
の都市計画税の導入には慎重
な立場です。

今回の導入検討に至った背景
は市民病院整備事業への一般
会計からの繰入金によって相
対的に減少する投資的経費を
確保しなければならないこと
も一因であると思慮します。

今日も読んでいただきありが
とうございます。