10月4日に受理された住民
監査請求に対するの意見陳述
の場が昨日25日公開で開か
れ市監査委員2人の前にして、
請求人(代理人として東岡由
希子弁護士、伏見康司弁護士
が出席)と執行部側が意見陳
述を行いました。

住民監査請求とは、市の違法・
不当な財務会計上の行為等に
ついて、回避、又は損害補填
のため市民が監査委員に対し
監査を請求する制度です。



請求人の要求は「市監査委員
は市長に対し、野洲市民病院
の基本設計業務委託契約につ
いては損害の補填、実施設計
業務委託契約については公金
の支出差し止め等の必要な措
置を講じるよう勧告すること」
です。

監査結果は11月26日まで
に出ますが、監査委員が過年
度決算を承認していることか
ら恐らく請求人が望む判断は
得られないかと考えます。よ
って今後は住民訴訟に移行し
司法の判断を仰ぐことが想定
されます。



当職としても、野洲市民病院
整備実施設計業務委託契約に
おける1社随意契約が地方自
治法施行令に適応しているか、

具体的には随意契約とすべき
合理的根拠が存在し、他の事
業者では契約遂行が不可能で
あるとする根拠があったかど
うか(一定水準の技術を持つ
事業者が他に存在しない等の
立証責任が果たされている)
の有無。

契約書・仕様書・見積書の記
載内容等を含め専門家を交え
調査したいと思います。

今日も読んでいただきありが
とうございます。