先月、二宮和也さん主演の「
ラストレシピ」を観に行って
きました。先に原作を読んで
いて映画化を楽しみにしてい
ました。



原作はサスペンス色が強かっ
たのに対し、映画は静かなヒ
ューマンドラマに仕上がって
いる感じを受けました。



ストーリは、一度食べた料理
の味は忘れず再現することの
できる麒麟の舌をもつ料理人、
佐々木充(二宮和也)の下に
かつて満州国で日本人料理人・
山形直太朗(西島秀俊)が考
案した伝説のフルコース「大
日本帝国食菜全席」レシピの
再現依頼から始まります。



佐々木充と同じ麒麟の舌をも
つ山形直太朗の満州時代の回
想と、現代の佐々木充が交差
し、謎が解けていく心あたた
まるストーリ。



個人的には、過去と未来をつ
なぐ楊清明の満州時代を演じ
た兼松若人さんにかなり感動!
外見に加え、中国人の話す日
本語の雰囲気があまりに自然
体で、最初は中国人の俳優さ
んだと思ってました。

心地良い余韻に浸れ、見ごた
えのある映画でした。