【通告4】

新・野洲市立病院整備について

前編


答弁要求者:政策調整部長

政策調整部政策監

市長
【問】稲垣発・政策調整部長

 

 

一般会計から病院事業会計へ
の繰り入れについて市の財政
運営に支障が出ないよう、財
源確保が欠かせないと思う。

想定している毎年1億円以上
の財源確保について見通しを
伺う。

 

【答】政策調整部長

 

 

県から病院事業の実施計画段
階において1億円以上の財源
確保の具体的な見通しを求め
られている。

平成29年3月に中長期の安
定的な行財政運営を目的とし
た計画を取りまとめていく予
定をしてる。

現時点の見通しとしては、自
治体クラウドで年間約6,0
00万円程度、そして新電力
の導入で年間約4,000万
円、その他新クリーンセンタ
ーの包括管理委託やコンビニ
交付の推進などにより、削減
を考えていきたい。

 

【問】稲垣発・市長

 

 

新聞紙面にも記事となってい
るが、野洲市の前代表監査委
員の税理士の山川晋氏が病院
の単年度収支が、8年後に黒
字の転ずるとの市の試算は余
りにずさんとして、任期途中
で監査委員を辞職したことに
ついて、市長の見解は。

 

【答】市長

 

 

8月議会の会期中である、9
月に辞表をいただいた。辞職
願には一身上の事情とだけ書
かれていて、今、稲垣議員が
言われたことは触れられてい
ない。新聞報道には、その旨

は書いてあるが、私は知らな

い。


私がこの方と最後に、出会っ
たのは8月議会、決算認定の
議案のあったときに、隣に座
っておられ、挨拶をした。

 

その後、辞表が届けられ、私

は総務部長と監査委員事務局

長に慰留をしたいと言ったが、

慰留には及ばないと聞いてい

るとのことであった。

 

議会最終日に、挨拶しようと

思ったがお出会いが叶わなか

った。不思議なことである。

 

【問】稲垣発・政策調整部政策監

 

 

収支計画においては、8年後
には病院事業損益が黒字に転
換することになってる。

しかし、滋賀県内の各自治体
病院は経営難に置かれ、自治
体の財政に多大な影響を与え
ている。

しかしながら、どの自治体病
院も事業計画の立案時には黒
字で収支を立てており、開院
後の実際の収支とは大きく異
なっている現状もあるのは事
実である。

過去の都市基盤整備特別委員
会において、市の考え方とし
て医療制度の変更や社会状況
によって不測の事態が生じる
おそれがあることを認めてい
ることや事業計画の規模を考
えれば、市の受託業者の試算
のみではなく、公認会計士に
よる再試算及び減収時のシミ
ュレーションの作成を行い、
市民がどの程度のリスクを負
うことになるのか、具体的な
検証を行い、市民の不安を取
り除いた上で事業を推進すべ
きであると考えるが、伺う。

 

【答】政策調整部政策監

 

 

受託事業者と市担当職員によ
る試算に特に不備はないと考

えている。

受託事業者には、公認会計士

も枢要な担当者として携わっ

ている。

 

【問】稲垣発・政策調整部政策監

 

公認会計士の経験年数、所
属を伺う。

 

【答】政策調整部政策監

 

公認会計士に関する情報は
確認している。

 

【問】稲垣発・政策調整部政策監

 

今の答弁では不十分である。
今回の収支計画の立案に対
し、公認会計士が具体的に
どの程度関与したか、どの
程度従事したのかが、必要
である。再度答弁を求める。

 

【答】政策調整部政策監

 

収支計画の業務にしっかり責
任を持って携わっていただい
ている。

 

【〆】稲垣

 

 

公認会計士は、職務上中立性
が求められている。

公認会計士の関与に関し、客
観的な説明が一切ないので、
今の答弁のみでは理解できな
い。

収支計画の妥当性について、
公認会計士の、収支計画に関
し、「適正である」との判断
をもらうのは重要なことだと
は思っている。

 

新・野洲市立病院整備について

前編

答弁要旨終了。