【通告3】

地域活性化の起爆剤として、

TBS「ナイナイのお見合い

大作戦!」に野洲市も応募し

てみては


答弁要求者:政策調整部長
【問】稲垣発・政策調整部長

 

 

地域活性化の起爆剤として、
TBSナイナイのお見合い大
作戦に野洲市も応募を提案し
ます。

 

地方自治体からの出演オファ
ーが殺到しているTBSのナ
イナイのお見合い大作戦とい
う番組があります。

 

テレビ史上でも珍しいほどに
真剣なお見合い番組として認
知されており、独身の参加希
望者は毎回増えています。

この番組のテーマは結婚応援、
いわゆる婚活である。

 

現在、10数カ所の自治体が
当選を待ちわびているとのこ
とである。

 

この番組は開催される市町村
に在住する独身男性と本気で
結婚したい全国の独身女性が
1泊2日で集団お見合いを行
い、その一部始終を放送する
内容です。

 

 

福岡県八女市では我が町は声
をかけてくれば、いつでもす
ぐにもで開催できますと、2
年がかりの出演依頼をTBS
に送り続け、ようやくイベン
トの開催に至っています。

 

 

婚活女性の応募数も回を追う
ごとに増加し、2014年8
月に放送された兵庫県淡路市
では募集開始から2週間で女
性の応募数は1,569通に
上っています。

 

この番組は野洲市よりも人口
が少ない市町村で開かれるこ
とも多く、ようこそ我が町へ
と歓迎する冒頭イベントでは
自治体が働きかけ、毎回1,
000人規模の市民が集い、
各種地元団体が自治体主導で
この日のために一同に集まり
ます。

 

番組をきっかけとして、実際
に結婚に至るカップルが誕生
することは地方自治体として
も喜ばしいことであり、地域
活性化、野洲市の魅力を発信
する機会として応募を検討し
てはどうかと思うが、伺う。

 

【答】政策調整部長

 

 

ご質問いただきましたテレビ
番組につきましては、私も何
回か視聴している。

 

今、お話のありましたように
集団お見合いを行い、その一
部始終を放送される、非常に
人気のあるバラエティー番組
と認識している。

 

また、国内の急激な少子高齢
化による人口減少が社会問題
化し、全国の自治体ではさま
ざまな人口減少対策の取り組
みが進められている。そうい
う意味では、このような集団
お見合いによる町おこしも定
住促進策の1つであるかもし
れない。

 

 

ただ、それを本市に置き替え
てみると、人口減少という課
題につきましては、市街化区
域が周辺地域と比べてその割
合が低く、住み続けたいが住
むところがない、そういうと
ころにあるというふうに考え
ている。

 

そのため、本市としましては、
まず市街化区域の拡大による
住宅地の確保を優先して取り
組んでいきたい。


市としましては、少子化対策
としての結婚応援の必要性は
認識はしているが、番組の誘
致というような形での婚活支
援の取り組みを、市の事業と
して進めることは考えていな
い。

 

【問】稲垣発・政策調整部長

 

 

今、市街化区域の話があった
と思うが、野洲の市街化区域
の割合が低くて、市街化区域
を拡大していくことが重要と
いうことは、非常に大切なこ
とではあると思う、

 

市を挙げて結婚応援や子育て
や教育、介護などのライフス
テージに応じたというか、野
洲という地域の元気さのよう
なものが本市にはまだまだ不
足しているのも事実ではない
かと思うが、伺う。

 

【答】政策調整部長

 

 

市として施策を展開する中で、
やはり野洲に住みたい、ある
いは住み続けたいと言われる
ような施策、これを重点的に
進めることがまずは大事であ
り、

 

その一環として、子育て支援
、雇用の創出を重点的に進め
ることが野洲の元気が出てく
るというふうに認識をしてい
る。

 

【問】稲垣発・政策調整部長

 

 

野洲に住みたいということで
あれば、やはり情報発信とい
うんでしょうか、私が常々申
し上げていますが、1つの方
向性から攻めるのではなく、
多方面からアクティブに行動
していけば、尚更よいと思う
が。

 

【答】政策調整部長

 

 

稲垣議員のご指摘のように、
画一的、あるいは1カ所のみ
の施策を展開ではだめである
と思う。やはり、多方面から
施策を展開し、野洲の魅力を
発信していくことは、当然で
ある。

 

1点、ちょっと申し上げさせ
ていただきますと、先日12
月4日の日曜日にフォーラム
野洲2016を開催させてい
ただきました。

 

その中の講演で、市民がまず
誇れるような町にしていく必
要があるという意見があった。

誇れる町にしていくような施
策を考えていきたい。

 

【問】稲垣発・政策調整部長

 

 

テレビというものにはまだま
だ圧倒的な影響力があって、
まず知ってもらうという取り
組みとしてはこれ以上のもの
はない。

 

番組の放映によって、地域活
性化の過度の期待はできない
と思うが、私はそれでも応募
はこの一環として有意義なも
のであると考えている。

 

それは、やはり本市が人口減
社会の中で、結婚応援や地域
活性に対してやる気のある自
治体であるということを示す
ということができ、

 

これは番組の応募者だけでは
なくて、番組を視聴した近隣
の自治体に住んでいる方に対
してもアピールすることがで

きる。

 

野洲市を活性化させるための

足がかりとなり、例えばテレ

ビに取り上げてもらうという、

具体的な共通の目標を持つこ

とで野洲市と地元団体間の協

働推進が期待できるのではな

いかと考える。

 

野洲の魅力をどう発信するか

を考えることで、野洲に対す

る愛着も生まれて、市民の意

識も盛り上がるのではないか

と考えるが、伺う。

 

【答】政策調整部長

 

 

稲垣議員ご指摘のように、メ
ディアの活用は、大事だとは
思う。

 

ただ、その番組の内容という
と、語弊があるかもしれない
が、答弁の中で、私はバラエ
ティー番組であるというふう
に申し上げました。

 

制作側の意図は、地域の活性
化、あるいはその市の魅力の
発信という分野ではなく、誰
と誰がカップルになったかを
印象に置いた番組であるので
はないかと思う。

 

メディアの活用と、市と、関
係団体が共同して、まちづく
りを進めていく観点は私も大
いに賛成するが、番組の選択
については一考すべきである
と思う。


地域活性化の起爆剤として、

TBS「ナイナイのお見合い

大作戦!」に野洲市も応募し

てみては

 

答弁要旨終了。