【通告7】
「⑦新・野洲市立病院整備に
ついて」中編

答弁要求者:市長、政策調整
部政策監


【問】稲垣発・市長宛


市の計画では、現・民間野洲
病院のスタッフを中心として
新病院が運営されるとのこと
であるが、現経営陣も引き続
いて雇用するのか、伺う。

【答】市長


現・経営陣を含め、全ての職
員を選考対象として考えてい
る。

【問】稲垣発・政策調整部政
策監宛



農地が放棄されている市内の
現状からも、土地代の安い郊
外であれば、

立体駐車場の建設は不要で、
経費が安く、広く、使いやす
い病院が、早期に建設できた
と思うが、郊外で経営が成り
立たない理由について、伺う。

【答】政策調整部政策監


郊外型の病院であれば、市有
地の新たな取得が必要になり、
その分、さらに財政負担が必
要となる。

また、現状、野洲市内の診療
所は野洲駅周辺に集中してい
るが、これは外来患者のニー
ズが郊外では、比較的少ない
可能性も示している。

また、郊外では、近隣の50
0床級の高度急性期病院と運
営的に競合する可能性もある
ことから、郊外の可能性は低
い。

【問】稲垣発・政策調整部政
策監宛



診療所と、地域の中核病院は、
役割がまず異なる。

診療所が駅前に集中している
から、病院が駅前でいけない
という理由にはならない。

再度答弁を求める。

【答】政策調整部政策監


診療所の件は、一つの例えで
あり、市民の利便性が高いと
いう意味で、駅前の立地条件
は運営的に優位性があるとい
うふうに捉えている。

【問】稲垣発・政策調整部政
策監宛



今、現・民間野洲病院の外来
患者さんの交通手段は、アン
ケート等で当然把握している
のか、伺う。

【答】政策調整部政策監


そのようなアンケートは行っ
ていない。

【問】稲垣発・市長宛

単純に思うが、市民がバスか
車で病院に行くのであれば、
郊外でも、患者さんは減るこ
とはないと、思うが。

【答】市長


駅に近い、中心地という魅力
があり、アンケートを、とる
ような話ではない。

【問】稲垣発・市長宛


起債の償還計画もあり、やは
り土地代だけではなく、病院
建設費や駐車場建設費を含め、
駅前より郊外の方が事業費が
低く済む。

費用を比較して、今回の決断
に至っているということで理
解していいか。伺う。

【答】市長


駅前の駐車場は、4億8,0
00万を想定している。駅前
広場、文化ホールを使われる
方の不足している駐車場と、
使い回しができ、都市集積の
中で、両方で使える駐車場を
つくるということである。

【問】稲垣発・市長宛


開院後の収支が、事前の予想
に反し悪化した場合、それに
起因して固定資産税の増額は
しないと約束していただくこ
とはできるか、伺う。

【答】市長

現時点では固定資産税を上げ
ることは、考えていない。

【問】稲垣発・市長宛

過去の都市基盤整備特別委員
会において、市の考え方とし
て、医療制度の変更や社会状
況によって、不測の事態が生
じるおそれがあることを自ら
認めていたが、

以前から、当職が求めている
減少時のシミュレーションの
作成を拒否したということは、
方針を転換し、それに対する
市財政の体力が十分であるた
め、当初の考えを破棄したと
いうことでよいか、伺う。

【答】市長

そういうことではない。

【問】稲垣発・市長宛


野洲駅南口への建設を反対
している市民団体の発足の
理由の一つには、候補地を
野洲駅南口と選定する際、

他の詳細な候補地の検討が
不十分であり、他の候補地
があり得ないとする判断が
不足していたためであると、
考えるが、自己の反省を含
め市長の見解を伺う。

【答】市長

公開で議論し、丁寧に十分
やっている。

⑦新・野洲市立病院整備につ
いて、中編

答弁要旨終了。