野洲市役所、正面玄関前

【通告6】
「矢萩川踏切について」

答弁要求者:都市建設部長
/教育長

【問】稲垣発・都市建設部長宛


矢萩川踏切は、線路内の通路
が非常に狭く、踏切内の両サ
イドにラインが引かれている
のみで、利用者からは、拡幅
整備の必要が求められている。



1度に片道通行がやっとの幅
であり、付近にはマンション
も多く、時間帯によっては線
路内で相互通行となることも
あり、高齢者が線路上に転倒
した報告も上がっていて、大
変危険である。

踏切拡幅は必要であると考え
る。市として本踏切に対する
位置付けJR西日本との意見
交換等の状況を含めた今後の
方針を問う。

【答】都市建設部長


稲垣議員の矢萩川踏切につい
ての質問に答弁する。

矢萩川踏切は、斜め交差の上、
狭く、軌道敷からも段差があ
り、線路内での相互通行がし
にくく、大変危険な踏切であ
るということは、JR西日本
と共通認識をしている。



平成23年の12月のJR西
日本との協議において、当踏
切は、線路の切り替えポイン
が約5カ所、近くにあるため、
事故が起きた場合の影響が非
常に大きい。

斜め横断の踏切であるため、
横断する際に時間を要するこ
となど、利用者に対し、安全
性に欠ける踏切であることか
ら、当踏切の閉鎖の方針を示
されている。



今後野洲市におきましても、
費用対効果を考えると、踏切
の拡幅は不可能であり、将来
的には閉鎖の方向で検討して
いる。

【問】稲垣発・都市建設部長宛

不可能と断定されたが現在の
通行量等を実地調査されての
答弁か、問う。

【答】都市建設部長

資料が古いが、平成21年の
JRの踏切実態調査で、歩行者
の利用状況は1日47名であ
る。

利用者の実態から、費用対効
果も考えると、非常に困難で
ある。

【問】稲垣発・都市建設部長宛


多額の工事費用がかかること
は理解できるが、付近に線路
を横断できるところがないの
で、閉鎖することは、利用し
ている市民にとり、非常に不
利益になるのではないかと考
えている。

最新の実地調査をした上で、
再度検討していただきたいと
思うが、問う。

【答】都市建設部長


本市で、実態調査をしてまで、
検討するというようなことで
はなく、JRとしては、閉め
る方向であり、我々もそれに
従うということではないが、
閉鎖の方向で市としても考え
ていきたい。

【問】稲垣発・都市建設部長宛

私は拡幅していただき、利用
者の利益を守っていきたいと、
考えている。継続して本件は
考えていきたいと思う。

【問】稲垣発・教育長宛


本踏切に通行に関し、本市小
中学校の生活指導については、
どのような対応をしているか、
問う。

【答】教育長


この踏切は、現在通学路とな
っていないので、小中学校の
児童・生徒が登下校の際に利
用することはない。

しかし、放課後、登下校以外
に利用することも考えられる
ので、いま一度、この踏切の
危険性について、注意喚起し
たい。

⑥矢萩川踏切について
答弁要旨終了。