以前ブログでお伝えしていた
JAおうみ冨士さん主催の「
JERRYBEANS&日浦
駿介」心をつなぐ人権コンサ
ートが、旧中主町のさざなみ
ホールで開催され、行ってき
ました!
建築家黒川紀章氏設計による施設
である「さざなみホール」 ↑
すごく心から楽しめて、たく
さん笑い、感動することがで
き、終了後は、心身ともに、
元気になれました。
このコンサートは、JAおう
み冨士さんのご厚意で、スタ
ッフも職員さんが兼ねられて
いて、料金無料となっていま
す。地元市会議員としても、
感謝に絶えません。
さて、このコンサートは、大
津市内の不登校経験者でつく
るバンド「JERRYBEA
NS」と、高知県在住の書家
日浦駿介さんとのコラボとな
っていて、滋賀では2度目の
講演になります。
日浦さんの詞はメンバーが不
登校の経験を明かすきっかけ
になり「前向きに生きる大切
さを伝えたい」思いに至り、
高知での日浦さんの講演に参
加され、自分たちも過去を前
向きに捉えようと考え、不登
校の経験を隠さないことにし
たそうだ。
日浦さんは「家族性ケイ性麻
痺」という10万人に1人と
いう進行性の難病をもってい
るにも関わらず、書家として
人生に挑戦し続けている。
コンサート終了後、日浦さんと ↑
日浦さんは2歳の時に病気が
判明。けいれんを伴う筋力低
下が起きる遺伝性の疾患で、
治療法はなく、歩行や運動が
困難になった。
わずかに動かせる左手に筆を
くくり付け、詞を書いている。
その日浦さんの母である、久
子さんと二人三脚で、彼を支
えた家族のメッセージ、そし
て日浦さんが、好んで使う言
葉が「笑進笑明(しょうしん
しょうめい)」というオリジ
ナルの四字熟語で、この精神
で、全国講演を続けている。
母久子さんは、ご子息の生い
立ちから、人生を振り返り、
私たちがあまり意識が行きに
くい、差別を無くそうという
結論に至るまで、力強いプレ
ゼンをされました。
講演の中で、日浦さん自身は
夢をもつことを大事にしてい
るとのこと。日浦さんの夢は、
東京ドームでコンサートをす
ることである。
ライブの最中、日浦さんから、
来場者の方への質問で「貴方
の夢を教えてください!」
というものがあって、無作為
に当てられるのですが、「夢
は、大きいほどいい。実現し
た時の喜びが大きいから」だ
そうだ。
私には、一生野洲!を旗印に
野洲市を「困っている人にや
さしいまちづくり」をすると
いう、大きな夢がある。
日浦さんには書があるように、
私には議員活動がある。
毎日、自分を自己研鑽し、何
が何でも、やらなくてはなら
ない。
今日の講演をきき、少し大げ
さだが、同じ時代に生きられ
て、出逢えて、よかったと思
う。
今後も、講演をぜひ全国で、
継続していただき、閉塞感が
漂うこの時代、みんなに夢と
希望を与え、温かいメッセー
ジを届けてほしい。
最後にこれからの生活の中で、
参加した私たちが、日浦さん
のメッセージから、どう実践
していくかが重要である。
ただ、感動で終わっただけの
一過性のものに、しないよう
にしなければならない。
私も、障がい者と健常者の交
流促進事業の一翼を担い、今
日の感謝を、2016年にはよ
り大きな波動として、周囲に伝
えられるようにしていく。