市内の製造業男性方から

連絡があり、深刻な相談

けた。内容は3年前受注先の

倒産により代金として受け取

っていた手形が不渡りとなり

それがキッカケで、自身も連

鎖倒産となり、その後再就職

もままならず、家族を養う

の生活から、多重債

陥ってしまったとのこと。


相談者の方に見せていただいた、全て

不渡りとなった受注先からの手形の束

民間経営は、公的経営とは違い、判断を

一つ誤ると、退場を命じられる厳しい環境です 

 

この方は、父親の介護の問題

同時に抱えていたため直ぐ

に自宅に伺い一緒に問題点を

順番に整理まず行政で対応

できる支援策案内して事態

の解決に向け動き出しました。

 

従来就職・福祉・生活などの

サービスを受けようとすると、

「ハローワーク」「社会福祉

協議会」「市役所」とそれぞ

れ所在地が、分かれていたの

が野洲市役所では、昨年から

この3者のサービスの一括

供することが始まっています。

 

具体的には市役所1Fには、

ハローワークの職員、そして

生活相談、福祉相談が気軽に

できる社会福祉協議会の職員

最後に市民生活相談課の職員

が常駐し相談者に対応します。


 

窓口一本化は利用者にとって、

大変歓迎すべきことであり、

今後も市民のために更なる

実を図っていただければと思

います。

 

実はこの一本化は野洲市だけ

ではなく、他市でもすでに

施していて、複数の自治体職

さんにこの窓口集約ワンス

トップについて、ヒアリング

したのですが、かなり評判が

よいようです。景気の冷え込

みによる、多重債務問題は未

だ深刻で税金の未納などにも

密接に関係しこの窓口集約は、

今後重要なものとなってくる

とのではないでしょうか。

 

 

ただ気を付けなければならな

いのは「勇気をだして相談」

してくれた市民の方に現実・

実態に相談者の立場で寄り添

「ただ相談で終わる」「部

署をたらい回し」になること

は絶対に良くないことであり、

解決に向けての具体策、実現

性が重要だと思います。適切

な情報提供をして、解決方法

を丁寧に説明して頂き傷つい

た心のケアも重要だと思いま

す。

 

また野洲市では全国的な流れ

と同様、ここ数年生活保護が

増加しています。

 

切迫した方に迅速な保護をや、

保護状態から抜け出せる取り

組みをめざし野洲市民の暮ら

し命を守り、生活再建や夢の

実現に応えられるよう頑張っ

ていきます。