学生時代に新聞配達店で
朝刊配達に従事していた時の
同僚だった小島君から久々に
電話がかかってきました。
互いの近況を報告をして
いると、小島君から縁も
ゆかりもない複数の
自治体に「ふるさと納税」
をしている話をしてきました。
現在、JAに勤めている
小島君は、昨年に寄付の
見返りとして、特産品を
多数ゲット!したとのこと。
昨年に引き続き、今年も
多数の寄付をした模様です。
既に、ご存知の方は多いと
思いますが、ふるさと納税
は名前の通り、地方自治体に
寄付をする制度になります。
寄付を受ける自治体は
当然恩恵を受けるのですが、
寄付者にとっても、大変メリット
のある話になります。
長崎県平戸市は、ふるさと
納税制度で、平成26年度、
全国の自治体で初めて
寄付申込額が10億円を超え
首位を飾りました。
平戸市のシンボル、平戸城 ↑
全国各地の自治体は
寄付金を集めるため、
寄付額に応じて地元の
特産品や食材、
グッズを送り税収外の財源
を確保していくという動きを
活発化しています。
ちなみに、ふるさと納税の
本来の目的は、地元から
出た人が、故郷に寄付する
ことができるようにする事
なのですが、制度上は、
寄付したい自治体は自由に
選択することができます。
ふるさと納税の手続き方法は
自治体のホームページに
記載があります。
肝心のふるさと納税のメリット
ですが、寄付金のうち、2000円
を超える部分について、一定
限度額まで、所得税と住民税
から全額が控除されます。
控除の適用を受けるためには、
確定申告を行う必要があります。
例えば、7000円のふるさと納税を
行った場合、寄付者は
7000円-2000円=5000円が
所得税と住民税から控除
できます。
ふるさと納税を行うと、寄付先
自治体から、証明書が
送られてきますので、確定申告
時に添付するだけの至って
シンプルな方法です。
確定申告書 ↑
さて、肝心の特産品ですが
特産品リストを記載した
ホームページや書店でも
リスト本が売られていますので
ぜひ一度見てみてください。
例えば、長野県飯山市の
ふるさと納税の特産品の
飯山市役所 ↑
■1万円を寄付すると■
コシヒカリ最上級米、幻の米10kg
■5万円を寄付すると■
特産品(2万円相当)
+市内宿泊券(1万5千円分)↓
■10万円を寄付すると■
幻の米20キロ+特産品(1万円相当)
+市内宿泊券(5万円分)↓
実はこのふるさと納税で
自治体に入る金額は、通常の
市税収入の3倍の効果が有ります。
といいますのが、市税を90万円
増やしても地方交付税が
60万円減り、全体の収入としては
30万円増ということになります。
ふるさと納税は90万円増えると
そのまま財源として90万円が
増えることになります。
野洲市は、商品の提供は
実施されていません。
貴重な税収を確保する
ためにも、ふるさと納税制度
の充実を本市においても
訴えていきます。