3月10日の京都新聞に、
増える非正規労働者、収入増えず格差広がる
との記事を見つけた。
非正規社員の数が過去最多となっていて、
賃金の賃下げが進んでいるようだ。
記事によると、総務省の2013年の労働力調査
において、非正規雇用で働く労働者は
1906万人となり、
過去最高を更新したそうだ。
企業にとってみれば、正社員の解雇が
事実上禁止されているため、
企業はいつでも解雇できる非正規社員の
割合を増やしてリスクを回避し、
賃金を抑制することになり、都合がいいのだろう。
雇用の流動化が進まず、現在の労働政策が
続く限りは、非正規社員の増加と正社員に
対する賃金抑制策が引き続き
適用されていくことになる。
厚生労働省は派遣法を改正して
派遣期間の制限を廃止しようとしています。
そうなれば、非正規雇用は
ますます増加し、
ワーキングプアを増やすことになることを
ならないか、とても危惧しています。