先日、ブログで記載していた

平成25年第5回野洲市議会定例会

に提出した一般質問の通告書の

内容をUPします★★★


質問の持ち時間は、相手の答弁を

除いて40分と決まっています。

かなりのボリュームとなってしまい

ましたので、制限時間内に

終了できるか、少し心配です。


質問の順番は、議員の中で、

最終番となっているようで、

かなり緊張すると思いますが、

頑張ります!

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野洲市議会議長 様


一般質問通告書

( 一問一答 )

次の事項について、野洲市議会

会議規則第61条第2項の規定に

より、一般質問を通告します。

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質問1[答弁要求者:教育長]

野洲市内における小中学校

教職員の勤務実態について


日本における教職員組合の

全国連合組織のひとつである、

全日本教職員組合により

「勤務実態調査2012」のまとめが

公表され、それによると

全国6879人の教職員から深刻な

実態が寄せられています。

教職員の1カ月の平均時間外

勤務時間(校内)は69時間32分、

家に持ち帰った仕事を加えると、

時間外労働は月平均 91時間13分

にもなり、厚生労働省の

過労死ライン(月80時間)を10時間

以上超過するレベルとのことです。


なかでも部活動顧問をしている

教諭の時間外労働は長く、 月平均

95時間56分にのぼるとのこと

である。 部活動指導や、平日に

こなしきれない仕事を土日に

回すことにより、土日の時間外労働が

急増しているとのことです。


この調査結果は、あくまでも

一組織のものであり

教職員の実態を必ずしも絶対的に

反映しているものでは ないことは

承知していますが、野洲市内において、

もし仮に相対的に同様のレベルだと

仮定すると、 勤務実態は過酷と

言わざるを得ません。


教職員の心身の健康を確保する

ことが、 ゆとりある子どもへの

教育充実につがると考えますので、

改善に対して一刻の猶予もなく、

切迫した 状況であると考えます。

以上を踏まえ、以下の点について、

管理者にお聞かせ願います。



1、教職員間での役割分担と協力関係

を作りつつ、学校の 組織的運営を

行っていく上で、校長や副校長・教頭

などが 教職員の勤務の状況を把握

することは、必要不可欠であり、

公立学校の教員を含む地方公務員

には、 労働基準法第32条などの

労働時間に係る規制が 適用されて

いる以上、校長などは、部下である

教職員の勤務時間外における業務

の内容やその時間数を適正に 把握

するなど、適切に管理する責務を

有しているものと考えますが、

いかがお考えでしょうか?


さらに、労働時間の適正な把握に

ついては、厚生労働省が 使用者

(使用者から労働時間を管理する

権限の委譲を受けた者を含む。

以下同じ。)に労働者の労働時間を

適正に把握する責務が あることを

明確にしており、労働時間の適正な

把握のために使用者が講ずべき

措置を示した

「労働時間の適切な把握のために

使用者が講ずべき措置に

関する基準」を策定しています。


これは公立学校にも適用されるもの

であり、この中で、始業、終業時刻を

確認し記録することなどが

示されています。 そこで、

野洲市内における教職員の休日を

含めた校内における

平均時間外勤務時間、

家に持ち帰って仕事をしている

平均時間外勤務時間の2点は、

管理者として、把握すべき

基本的事項と考えますので、

小学校、中学校別にお知らせください。

注意点として、校内における

平均時間外勤務時間に関しては、

予め定められている法定始業時間

ではなく、実際に教職員が登校された

時間からカウントした正確な時間にて

お知らせいただくようお願いします。

また、現在把握されている勤務時間

の集計方法も合せてお知らせください。



2、中学校の教諭が

「部活動指導に従事する時間」は、

勤務日の場合は最も多くの時間が

費やされている「授業」に次いで多く、

また、週休日の場合は最も多くの

時間が 費やされており、勤務負担の

増大の大きな要因となり、

特に週休日の振替が行われずに

週休日に部活動指導に 従事する

場合は、さらにその勤務負担は

大きくなるように思われる。


中学校などの教諭の

勤務時間を縮減し、勤務負担を

軽減するためには、部活動指導の

在り方について見直していくことが

不可避であると考えます。

まずは、部活動指導について教員

以外の専門的な指導者の 活用を

促進するとともに、部活動による

時間外勤務が可能な 限り生じること

がないように、校長が適切に管理・監督

するよう指導を行うことが必要であると

考えるが、 野洲市内の中学校において

部活動指導に従事する中学校の

教諭の時間外勤務が少なくなる

管理・監督はされておられるでしょうか。

管理・監督の具体的な内容を

お知らせください。



3、野洲市内の小中学校には、

退勤の管理は、印鑑を押す

出勤簿があるのみで、正確に時間管理

までを行える タイムカードがありません。

タイムカードの設置は、自治体によって

異なると思いますが、自己申告による

労働時間の把握については、暖味な

労働時間管理となりがちであることから、

野洲市においても、正確な勤務時間を

把握するためにも、タイムカードの

設置は急務であり、社会通念上、

良識のある職場には置いて

あるものと考えます。 実際、

市役所、及び市関連施設には、

当然のことながら、タイムカードが

あります。 小中学校のみ、それを

排除するのに、正当な理由はなく

多額の予算計上を必要とするもの

ではないと考えますので、

早急に設置をお願いできない

でしょうか? もし、設置を拒絶するので

あれば、理由をお聞かせください。



4、野洲市内の小中学校においては、

なすべき労働(法定労働時間内で

終わる仕事量)に応じた人員配置が

為されているかをお聞かせ下さい。

野洲市内の教職員の時間外勤務を

減らすため、 現在実行されている

政策及び、 時間外勤務の目標値を

お知らせ下さい。



5、教職員が多忙すぎる環境は、

イジメの兆候に気がつかなかったり、

気がついても、無かったことに してくれ

という心理を誘発しやすい可能性が

あると考えますが管理者としては、

どのようにお考えでしょうか?

又、野洲市内の小中学校において、

本年度のイジメの発生の件数について

お聞かせ下さい。

その内容、及び対応策について、

お知らせください。



6、野洲市内の小中学校において、

本年度の学級崩壊の件数について

お聞かせ下さい。 その内容、

及び対応策について、お知らせください。



7、野洲市内の小中学校において、

本年度の不登校の件数について

お聞かせ下さい。その内容、

及び対応策について、お知らせください。

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質問2[答弁要求者:総務部長]

市職員の通勤手当

(定期券代)の監査について


市職員に対しては、自宅からの

通勤費に応じて、通勤手当を

支給されているかと思います。

ただ、現住所が本当の現住居地

なのかどうかを調べるためには、

膨大な手間がかかり、

一般的には、職員の申告を信じる

他ないのが現状かと思います。


一般的に想定される不正受給

としては、当初の旧居住地から、

市役所に近い場所へに引っ越し

したにもかかわらず、その事実を

申告をせず、旧住所地に応じた

通勤手当を 不正に受給し続けて

いることが、可能性としてあるかと

思います。


上記の他には、以下の例が

考えられるかと思います。


●複数の駅から通勤可能である

場合、実際に利用している駅では

なく、通勤手当が高くなる駅を

届け出ている。


●高額となる公共交通機関を

利用すると届け出て、実際は

低額の公共交通機関を

利用している。


●乗継ぎがなくてもOKなのに、

乗り継ぎをするように届け出ている。


●バス等の公共交通機関を利用

すると届け出ているが、実際は

一部の区間、或いは全部の区間を

バイク、自転車、徒歩で

通勤している。


●届け出た住所には居住して

おらず、そこより距離の近い

別の場所(例えば、同棲先など)

から毎日出勤している。など。


他自治体の例ではありますが、

本年10月に三重県伊賀市の

職員が通勤手当不正受給で

懲戒処分されています。

伊賀市の10月16日の発表によると

人権生活部の女性職員(50)が

住居地を偽り、10年余りに

わたって通勤手当約127万円を

不正受給しており、

停職1カ月の懲戒処分

としたとのことです。不正受給の

内容は平成15年4月、伊賀市内の

実家に 住居を変更したのに、

今年7月まで持ち家のある名張市

から通勤していると届け出していた。

最大通勤距離を15.7キロごまかし、

月額14,800円を不正に

受け取っていたとのことです。


市では今年6月の調査で、

生活実態が伊賀市内にあることを

確認したそうです。先日総務部に

確認したところ、定期購入時には

写しを提出することになっている

とのことでしたが、通勤定期は

購入後即日、売却が可能と

なっており、写しの提出では

確認が不十分かと思われます。

市職員からすれば、比較的簡単に

できる行為であり、

気軽な気持ちでやってしまう場合も

あるかもしれません。そこで以下の

2点の内容について質問します。


1、市職員のうち、通勤手当における

通勤定期相当額を 受領している

職員(通勤定期の写しの提出者)は

何人になりますでしょうか。


2、定期的な監査の実施の

有無、内容について、

お知らせください。




通勤経路の変更等の届出が

遅れることのない様、 常日頃

から市職員に周知徹底し、

過失等を未然に防ぐように

努めるべきという側面も

あることから、以下の2点の

実施をお願いできないでしょうか。


1、不正受給が発覚した場合の

返還請求期間、懲戒処分に

該当することを告知すること。



2、購入時の定期券の写しの

提出の他に、定期券現物を

視認する事前告知無しの監査を、

少なくとも年に1回は実施すること。
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質問3

[答弁要求者:祇王小学校校長]

祇王小学校の

時間外労働等申告書について

北村教育次長に野洲市内の

小中学校の教職員の勤務時間の

一覧に該当する類の書類の写しを

求めたところ、祇王小学校の

25人の教職員の平成25年10月分の

時間外労働等申告書の写しを

いただきました。他小学校に

ついても、通告書作成現在

請求させていただいています。

現場に常駐されている

校長先生が、勤務時間状況に

ついては、一番把握されて

いらっしゃると思いますが、

こちらの申告書について、

校長先生は、全て確認をされて

いらっしゃるでしょうか。

正確な事実確認のためですので、

是非直接お聞きしたいと思います。
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※野洲病院の整備・南口再開発問題

については、材料不足しており、

代替案を含め自己質問、反問に対して

立証責任をおうことができないと考え、

今会期では、断念しました。