平成25年第1定例会において新年度予算案を審議する予算特別委員会が設置され、3月27日、会派を代表して賛成討論を行いました。


その中で、風疹の無料予防接種が実現しました。これからも結果第一主義で皆様もお声を区政に届け、討論の内容は以下の通りです。

いながき浩 オフィシャルブログ「いながき通信」Powered by Ameba-議会質問


【賛成討論】
それでは、公明党議員団を代表して、 平成25年度一般会計予算案、並びに、4特別会計予算案について賛成の立場から討論を行います。


我が国は、未曾有の東日本大震災から2年が過ぎ、震災復興の遅れや福島第一原発復旧の長期化を始め、デフレ不況やグローバル化による雇用環境の悪化、また、増え続ける公的債務残高や少子高齢化による社会保障制度への不安など数多くの問題を抱えています。


昨年末の政権交代により第2次安倍内閣が発足し、我々は、新政権が、これら山積する課題に対して、果敢に取り組み、震災復興の加速から、景気回復による個人所得の増加に至るまで、日本再生を成し遂げることを、強く期待しています。


安倍政権における経済政策の狙いは、需給ギャップの解消であり、就任早々、総理は、デフレから 一日でも早く脱却し、賃金上昇が伴う内需拡大を実現するために強い経済の復活を掲げ、金融緩和、財政出動、そして成長戦略を 「3本の矢」とする「アベノミクス」を打ち出しました。 


先週、日銀の黒田 新総裁は、2%の 物価上昇率 達成を2年を 目途とし 積極的な量的緩和も表明し、 円安、株高傾向が、さらに進み、また、今年の春闘でも一部に、ベースアップの動きが出始めるなど現在、日本の景気動向は、明らかに個人消費と生産活動は、持ち直しつつあります。


しかしながら、 25年度は、 原発再稼働などエネルギー問題も含め、東日本大震災後の社会情勢の変化や世界経済の不透明な動向をはじめ、高齢化の進展に伴う社会保障費と、扶助費の増大、 また、更新時期を迎える公共施設と改築経費の増加が背景にある中、本区の予算編成においても健全な財政基盤の確立を基本としながら、区民生活に密接した今日的な課題に対応するため限られた予算を重点的、効率的に配分し、大変にご苦労されたことと思います。


②へ