「いなぎ電子キット」で販売しているキットには、部品どうしのはんだ付けをするためのメッキ線というものを付属しています。

写真のようなもので太さは0.4mmと細いものです。

部品の足(リード線)の間を渡して、はんだ付けします。

 

 

このメッキ線はもともとボビンに巻かれているものを約30cmの長さに切り取って、1タウずつのキットに同梱しています。

1つずつ手で巻くしかなく、とても面倒な作業でしたので、巻き取るための機械を工作してみました。

 

 
モーターで筒に3周巻き取ると、約30cmになりますので、そこでモーターを止めて切り取ります。
全自動とはほど遠いですが、これを使うと30cmのメッキ線を作るのがとても楽に早くなりました。
 
工夫としては、タクトスイッチを使ってONとOFFをしやすくした点です。
タクトスイッチはモーターを駆動するような大きな電流は流せないので、タクトスイッチでトランジスタをON→モーターをON、としました。
 
出来上がったものを見ると、簡単に作ったように見えますが、この形にするまでに、どのように巻き取るか、何度か形を変えながら検討しました。
工夫をした後、完成して、実際に使えるものになると、達成感がありますね。
 
これはラップの空き箱、ラップの芯、ダンボール、竹ひごを使って作りました。
カッターやハサミで簡単に加工できます。
 
身近な材料を使って工作すると、思った通りに加工できて楽しいですよ。
一度形にすると、改良点も見えてくるので、綺麗に作り直すとか、丈夫に作り直すとか、次の工作に進みやすくなります。
 
春休みの子供達に、これから社会人になる方々に、仕事のお休みの時に、家事の合間に、など色々な方々に、ちょっとした時間で工作をしてみることをおすすめしたいです。
脳の活性化にも最適です!
 
もしよければ、電子工作も体験してみてください!!
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