「いなぎ電子キット」のキットを使った工作例です。
「人感センサーライト」を使ってネコ避け装置をつくってみました。
人感センサーキットはこれです。
プリント基板もあります。
我が家の庭は、たまにネコのフン害にあっていました。あれは、結構な臭いで困っていました。
何とかしたいと調べて見ると、ネコが嫌がる超音波を発生する装置が市販されていました。これを自作できないか、と検討してみました。
ネコや動物が嫌がる周波数は 25kHz〜65kHzくらい、のようです。
人間には聴こえません。
これをarduinoと言うマイコンで発生させて、超音波スピーカー(amazonで売られていました)で鳴らすことにしました。
ネコを検知した時だけ超音波を出したいので、人感センサーキットを使って、ネコを検知します。
人感センサーは、人間だけでなく赤外線を発するネコにも反応します。
このキットは、センサーが反応するとLEDが光るようになっていますが、このLEDに流す電流をarduinoマイコンに流すようにしました。
センサーが反応するとarduinoマイコンが作動し、超音波を発生させる、と言う仕組みです。
arduinoはマイコンなので、プログラムで動作を決まることができます。
今回は、25lHzから65kHzの間の周波数から5種類の周波数をランダムに発生させるようにプログラムしました。
ランダムにしてネコが慣れてしまうのを防ぎます。
作ったものです。
これを庭の隅に置いてから、ネコのフン害がほとんど無くなりました。
「ほとんど」と言うのは、稀にフン害にあってしまうことがあるからです。
そのときは、回路の電池が切れていたので、そのせいなのかな、と思っています。
この装置の前からネコが逃げるのを直接見たことがないので、本当に効果があるかどうか100%の確証がないのですが、明らかに被害は減りました。
すでにいくつかを作って、いろいろなところに置いて実験中です。
キットを作ったら、それを使って何か作ってみると楽しいです。