いなぎ電子キットで販売している電子工作キットの説明の2回目です。
今回は、IDK-002 暗くなるとLEDが点灯する回路です。
この回路は、昔からある定番の回路です。
明るさで抵抗値が変化するCdS という部品を使って、暗くなるとトランジスタに電流が流れて、その電流でLEDを点灯させます。
暗くなると自動でLEDが光る、ということに、私が子供の頃、非常に感激した記憶があります。
自動で動作するって、何だかすごい高等なモノのような気がしませんでしょうか。
今は色々なものがあり、100円ショップでも電子回路が内蔵されたものが販売されているので、暗くなると点灯するなんて、珍しいとも思わないかもしれませんが、「すごい」と反応する子もいると思います。
ぜひ、子どものうちにそういう小さな感動を味わってもらいたいです。
そのためには、自分で工作したり、親が工作して見せても良いと思います。
自分たちで部品を集めて作ることができる、ということが重要だと思います。
どんなキットを販売するか考える時に、
・完成して感激するもの
・定番と言われる有名な回路
・基本的な回路
・なるべく少ない部品数
を意識しています。
いなぎ電子キットの目標は、
ハードウェアに興味を持つ人(子ども、大人とも)を増やすことです。
何かを作ることは楽しいし、完成すれば嬉しいし、できればそんな仕事に就く人が増えればいいなって思っています。
