いなぎ電子キットです。

簡単で定番回路での電子工作キットはこちらのいなぎ電子キットのページからどうぞ。

 

先日、コンパレータの回路を考えていましたが、まだ部品の購入ができていないので

試作実験は後日おこないます。

 

部品が入手できるまで、別の回路を考えました。

 

電子工作でよく出てくるフリップフロップ回路を使ったものです。

フリップフロップのICがありますので、それを使います。

クロックパルスに応じて、端子に入力された High(電源レベル)かLow(グランドレベル)の信号を

保持したり、変化させたりするものです。

 

今回は、タクトスイッチを押すたびに LEDが点灯、消灯を繰り返すものにします。

D-FF(フリップフロップ)の 74HC74 というICを使います。

単純にLEDのON/OFFでしたら、D-FF が1回路あればいのですが、

74HC74 のICには、2回路入っていますので、せっかくなので2回路使って、2個のLEDを ON / OFF させます。

 

クロックが入るたび(タクトスイッチを押すたび)に、2つのLEDが以下の状態に変化します。

 

状態1: LED1=点灯、LED2=消灯

状態2: LED1=消灯、LED2=点灯

状態3: LED1=点灯、LED2=点灯

状態4: LED1=消灯、LED2=消灯

 

回路図です。

 

特に何のアレンジもしてない回路です。

ブレッドボードで実験してみましたが、きちんと動作しました。

 

このままでもキットとして良いかなと思いましたが、ちょっと工夫をして、

タクトスイッチの代わりに音が鳴ったらパルスが入力される回路にして、

手を叩くたびにLEDが順番に点灯するものにしようと思っています。