わたしの音楽人生で物販といえば、
常に手作りのものだった。
と言うのも、「ロット」の猛威に在庫を抱えるのが怖かったからなのです!
手作りだったら毎回数個ずつ作れば、
ムダな在庫を抱えず済むじゃない!
と言う事で、
「Sinkirow」は手焼きだし、ジャケも自宅でプリントしてケースのサイズに裁断する!
など、ワンマンの前は毎晩工場のようになっていて、それはとても楽しい作業でもあったり!
(大変だけど、楽しんですよー!出来上がってくの!)
トートバッグは買ってきて、布用のクレヨンで描いてアイロンをかける。
工場に頼むとデザインが同じものがいくつもできる。
そのデザインが当たりだったら良いけど、
当たりじゃなかったら在庫を抱える。
それを恐れて、何パターンか描いて行き、
売れ筋を掴む!
みたいなことをやっていたけど、
それだと作れないものがあるのですよね。
そう。
それが。
Tシャツだ。
Tシャツに対する憧れが何年もあったけど、
「イナダミホ」
と書かれたTシャツはわたしはほしくないなあ!
とずっと思っていて、
「ポップネス」もしくは「POPNESS」と書かれたものは、ハッピー感はあるけど、
着たい人が限定されそうだなあ。
と、あくまで主観だけど、そう思っていて。
しかしTシャツをついに作るチャンスが訪れた。
そう。忘れもしない、2017.10.14のワンマンの時だ。
Sinkirow6年ぶりのライブということもあって、
サプライズでサキちゃんがTシャツを作って着てくれたのだ!
そう!このSinkirow Tシャツをほしい!と言ってくれたお客さまがいて、
「あれ?これ、Tシャツチャンスじゃない?!作れるんじゃない?!」
と喜び、早速デザインを考える。
フォントがピンクだと着られる人が限られてしまうため、極力シンプルがよかった。
ピンクのフォント大好きだけど!
みんなが気軽にササッと着れるような、
そんなデイリーなものにしたかったので、
サキちゃんのは私たちの特別なやつとした。
あとはずっと着られるものがよかった。
はまたまお客さまから「16オンスのTシャツあったよ」と聞いて、16オンスもあれば20年くらいは着られそうだ!
と言うことで発注。
でもいろいろあって。
お客さまに注文も取ったところで16オンスがもう存在してなかったことが発覚して、
バタバタといろいろやって、
なんとかそれでも丈夫なやつにしたくて、、、
10.2オンスだ。
ツイッターでは16オンスだと言う点で、
Tシャツをほしい!と言う方々が現れてくれたのだ。
なんなら、イナダミホの音楽も聞いてみたい。
と言う方まで現れた。(まさか!)
Tシャツでこんなにいろんな人に出会えると思わなかった。
イナダは16オンスにしたかった。
そもそも、最初に約束したものを届けたかった。
10.2じゃ足りないので、
「+6」と書かれた6cmの缶バッチを作ることにした。足せば16.2だ。
最初より、0.2くらいハッピーが増せば良いなあと、せめてもの願掛けのような気持ちだった。
仕様が変更され、申し訳なかったけど、
みなさんの声は思ったより温かかった。
もっと怒られると思ってた。
ほんと、ありがたいです、、、涙
今の所、10.2オンスのTシャツは作られはじめていると思うのです。
(つくってくれてますよね?大丈夫ですよね?)
納期までに3週間ほどと言われているので、
わたしは毎晩心配で心配で仕方がない。
まとめ
・Tシャツを作ることで新しい人たちと出会った。
・いろんな業者があることを学んだ。
・マイナスの状態からどうハッピーに持っていくかに集中できるようになった。
・結果、鍛錬された。
・やはり、手で作った方が安心かもしれないとも思った。
・でも既製品ような仕上がりが楽しみだ。
・でもどんなものが送られてくるのか心配だ。
これからまたTシャツをつくる?
みんなが楽しめそうなものが考えられたらつくる。
ロットへの不安はまだ拭えないまま!
そして、なにより、
「音楽がんばろう」
とより思えた。
新しい人たちと出会ったのだから、
もっと音楽も自分の魂もピカピカにして。
だってわたしはシンガーソングライターなのだから。
でもエンターティナーでもあるから、
これからもおまけで楽しいことはどんどんやっていくよ!
ほら!人生は一度きり!!!
そしてHPをちゃんとしたやつを作りました!
なので、ご覧ください!
(discoのところがまだ2枚しかご紹介できてないので、ちゃんとやるね!)
ライブと音源がすべてなので、
ぜひたのしんでもらえたらうれしいです!
もう一枚買うんだ!






