こんにちは天使とつながる癒し人・inacoです。
こちらのブログに訪問いただきありがとうございます
今日は納棺師として働いていた時の話です
その日はお通夜当日のご自宅での納棺式でした
親戚の方々もお集まりで
ガヤガヤ
ご遺族皆様対応に追われて大変そう
葬儀社の担当者とともにご挨拶を済ませ
納棺式の準備へ
亡くなられたのは4,50代女性
髪がベリーベリーベリーショート
傍らにウィッグ
闘病ゆえの髪の短さと伺えた
お顔の処置に入ろうとしていた私の前に
一人の女性
60代ぐらいのおばさま
「早くウィッグつけてあげて、かわいそう。早く、早く!!」
「この子気にしていたんだから、早くつけてあげて!!」
かなり急かされた
気にしていたというワードと
お顔のすぐそばにウィッグが置いてあったということで
私は言われるままウィッグを故人様におつけした
おばさまは満足げ
準備が整い、いざ納棺式へ
喪主様がきた
「あー、つけちゃったかー」
・・・えっ・・・
「それはつけないで棺に納めるだけにしようって決めていたんだ」
・・・なんですとーっ
「申し訳ございません!!」
すぐに謝罪
やってしまった・・・喪主様に確認するべきだった
今更後悔する私・・・
「近くに置いてあったらつけちゃうよね。はじめに話しておかなくてすみませんね」
申し訳なさそうにされる喪主様
こちらこそすみませんなのに・・・優しいお方
先ほどのおばさまの方を見る
私と目を合わせようとせず、スーッと離れていく
知らんぷり
あんなにグイグイ来てたのにーっ
なんか騙された感じ
とりあえずクレームにならなくてよかった
勝手にウィッグつけてしまってごめんなさい
何事もしかるべき人に確認しないとね
勉強になった日でした
大天使・ガブリエルさんからのメッセージ
’’この世界はすべて愛です。
そこに気が付けば何も問題はないはずです。’’