麻雀をやっていると配牌を見て一喜一憂するするものです。人間がやっているのでその時々に感情が入り、それが配牌でチャンス手だった時、周りが見えなくなる事も良くあると思います。そこで、今回は「チャンス手に潜む落とし穴」というテーマで実戦譜をもとに見ていきましょう。

 

東4局1本場(ドラ・六ピン)現在トップと8400点の4着、北家(私の手牌)です。

下記の図の配牌で西を自摸ったところです

 

既に南が暗刻で發が2枚、ホンイチ(混一色)狙いには絶好の配牌です!

ここで第一打何を切りますか?

① 一萬切り

② 四萬切り

③ 西自摸切り

④ その他

 

 

私はここでホンイチ(混一色)狙いで四萬切りと強打しました!

 

すると二ソーが入り4巡目に中を自摸、対子になりました。小三元ホンイチまで狙えるチャンス手です!

 

5巡目に六ソーを自摸りました!ここで何を切りますか?

① 一ソー切り

② 四ソー切り

③ 白切り


私は一ソーを切り様子を見ていた所、六ソーが入り上家から南が出ました!嵌(カン)しますか?

 

 

南は嵌(カン)せず10巡目に八ソーを自摸、ここでどうしますか?何を切りますか?

 

① 二ソー切り

② 四ソー切り

③ 八ソー自摸切り

 

ここで私は二ソーを切りました。そうすると上家から發が出て發をポンして聴牌しました!

 

 

その直後、打四ソーを対面に振り込むことになってしまいました!(ピンフ・タンヤオ・イイペーコー・ドラ2満貫で一本場で−8300点)

これはチャンス手の時に起こりがちな周りが見えなくなる事例で、反省点を挙げると、まず第一打の四萬は疑問が残り、一萬で良かったと思います。この時点で冷静さが無かった。

次に10巡目に八ソーを自摸の所で二ソーを切りましたが、これがミステイクで八ソー自摸切りするべきでした。ここが最大のポイントでした!また、結果論になりますが、打四ソーの所で八ソーなら振込む事は無かったといえます。

僅差の4着と言う状況もあり、焦りや欲に目が眩むと言った人間の感情が勝敗を左右するものです。

 

 

 

麻雀クイズ

 

南2局0本場(ドラ・一ピン)北家の配牌です。(状況は点差なく横一線)

第一自摸は四萬、7種7牌で流すことも出来ません、ここでどうする?何を切る?

 

 

一目で分かった人は中級以上(手慣れた人)だと思われます!

これは十三不塔(シーサンプトー)です!

 

 

したがって正解は

①十三不塔・ロン(役満又は満貫扱い)

②十三不塔だが上がれない(ロン出来ない)ローカルルールが適用され上がれる所もある。

①②どちらも正解です!

 

【十三不塔(シーサンプトー)の成立要件】

 

◦十三不塔はローカルルールである為、ローカルルールが適用されることが大前提(役満か満貫扱いかはそれぞれの規定による)

◦親は配牌時(14枚)、子はチー・ポン・カンの無い第一自摸完了時に刻子、順子、塔子、嵌塔、辺塔が含まれないバラバラの状態で雀頭(対子)が一つあること。

◦十三不塔の規定を満たし、雀頭(対子一つ)も無い14枚完全にバラバラな状態を十四不塔と呼びこれも十三不塔と同じ扱いとされる。因みに子の配牌時(13枚)の時点で対子もないバラバラの状態を十三無靠(シーサンウーシー)と呼び、第一自摸の前には上がれない(ロン・倒牌出来ない)つまり、子の第一自摸以前に配牌だけでは成立しない。

 

補足:九種九牌で倒牌して流そうとする時、十三不塔が成立している事があるので見逃さないように注意が必要です!