オリンピック優勝選手に贈られる金メダルの価値、今回のパリ五輪の金メダルの原価は15万円位、銀メダルは6万円程度と言われる。
1996年アトランタ五輪ボクシングのウクライナ代表選手が2012年にオークションに出品して100万ドル(約1億5千万円)で落札された。かつて、金メダルを紛失した日本人選手が二人いてその後どちらも本人の手に戻っている。他人が持っていても価値が無かったと言う事例でもあると言えよう。
金メダルの経済的(物理的)価値は最低0円から最高1億5千万円となり、経済的には計り知れないものだ。
確かに金メダルは選手本人が運に恵まれ努力が報われる褒賞であるが、選手が金メダルを獲得出来るチャンスは出場する種目により異なり不公平感がある。例えば水泳や陸上競技では複数エントリー出来て一人の選手が7個とか複数個獲得する事が出来たりする。その場合金メダルの価値は数学的に二つ獲得すれば二分の一、三つ獲得すれば三分の一になろうか。
また金メダルと銀メダルの差、水泳で100分の1秒の間に1,2,3位と言う具合である。そこに金、銀、銅メダル色の差を付けるのはオリンピック憲章の理念からも
離れているのではないだろうか、3着まで金メダルで良いと思う。心情的には入賞(4着~6着)には銅メダルを贈りたい。
マスコミが騒ぐ国ごとのメダル獲得数の優劣はナンセンスで、メダルに拘らずオリンピックに出場して頑張った選手達を称えたいと思う。
今日の一曲♪ワン・モーメント・イン・タイム/ホイットニー・ヒューストン
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1988年ソウル・オリンピックの米NBCスポーツ局のテーマソング
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