明日7月26日、オリンピックパリ大会が開幕と言うことで世の中は盛り上がっている。その中でオリンピック日本代表体操選手19歳が喫煙と飲酒したと言う内部告発を受け、日本体操協会の倫理規定に違反したとして当該選手の代表辞退に発展した。

2022年4月に民法で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、選挙権など重要な権利、自由を認められ責任ある主体として社会に参加する事が期待される立場となった。一方で少年法も同時に改正され18歳、19歳を「特定少年」として適用対象としている。

このオリンピック日本代表選手出場辞退問題では、少年法(61条)等の保護も受けられず、厳しい責任を問われる事になった他に憶測や流言で社会的パワハラ、モラハラにさらされている現状がある。

憲法で基本的人権の尊重と法の下の平等を規定している。民法で成人とされ、選挙権を有するならば19歳の飲酒、喫煙を禁止するのは相当では無く、20歳成人と同等に扱うべきで法改正が必要であると思う。また特定少年に対する報道のあり方、ネットワークを介した憶測や流言は当事者の人格や人権を侵害する恐れがあるので慎むべき問題で、課題を残した。法整備を含め検討する必要があるのではないでしょうか。

 

 

今日の一曲♪「世情」中島みゆき

 

 

私の心の中にいつも曲「世情」がある。この曲には世の中の矛盾に対してやるせない思いが込められているからだ。

 

70年安保闘争が終焉し、その後世の中は目覚ましく発展し便利な社会になった。

一方で人の心は豊かになったであろうか、ネット社会は人と人のコミュニケーションはお互いの顔を合わせ無くても誰とでもグローバルに繋がる事が出来る反面、人間関係は希薄になりドライな社会になった。

私は便利なネット社会にあっても周りの人を大切にする思いやりの心、人情を失いたくないと思う。

 

 

 

最後までお読み下さり有難うございました。