患者Tさんに誘われ
行った所は
成人映画ばかりの映画館…


男性がまばらに座る
その中に私だけ女…


映画館の中に響きわたるAV女優の喘ぎ声
凄いな~
なんでこんな映画に誘ったんだろ…
まだまだウブな私は不思議に思った



映画の後
『ホテル行こう』と言われたが断った

だって
今まで同じような年齢の彼氏としかやったことないのに、30才も離れた男性とするなんて
未知の世界

怖かった



Tさんは諦めて
高級料亭に連れてってくれた

美味しい料理たべながら
Tさんに勧められるまま
私は酒を飲んだ


ほろ酔いの私



料亭を出てからTさんの車に乗り
しばらくおしゃべりした



突然Tさんは
『ゆう キスだけさせて欲しい』と言った

私は困ってしまい黙った

何故困ったか…

TさんはC型肝炎だからだ
もしお互いの口に傷でもあれば
粘膜から血液感染する危険がある


私が返事しないので
Tさんはキスしてこなかった


その代わりに…


Tさんは私の胸に顔をうずめてきた
『ゆうが好きでたまらない。胸だけ見せて欲しい』と…



見せるだけなら…と思い
服をまくりあげた



Tさんは
『はぁ…』と息を吐きながら
私の胸に直接顔をうずめてきた


これからどうなるんやろ…
そう思ってると


〇首に舌を這わせてきた

さっき映画見て
私の下半身がジンジンしたのと同じ感覚になった


気持ちよさが
私の理性を失わせようとしていた




だけど
もしC型肝炎が移ったら
私の未来がダメになる
そう思ったら
それ以上の行為はできなかった




Tさんは
私の様子を感じ取り
それ以上求めてこなかった



『ゆう  これだけでも俺は幸せだったよ』
Tさんはそう言って
別れた