とうとう、この日がやってきた
7月17日 火曜日
朝から予定外の仕事であたふた
あっという間に午後5時半
もうすぐ開演だ、そんな気持ちはまったくなく
なぜか、会場についても盛り上がれない自分
本当にアクセルは名古屋にいるのか?
今日、ココでGUNSを本当に見れるのか?
ムックという名前はどけといて、非常にいい
演奏を聴きながら、まだ半信半疑は解けない
ムックの演奏が終了してから45分
その間いろいろバンドの楽器設備などをしている
でも、まだ、半信半疑アクセルは名古屋にいるのか?
蒸し暑いから帰ったか?でも、和牛好きだから松坂に
いったか?などなど分けの分からない事を考えていると
会場が暗転、目の前にロビンがいる、ん??
シルクハットかぶってる、あの人への挑発か??
なんで、目の前にこの人いるんだ??
頭が状況を理解できない何秒だろう?ボケーとロビンを
見ていた、声がしたYou know where the fuck you are?
アクセルだー、テレビの人だー、絶対生で見れない人だー
と、まだ現実を受け入れていない頭、相反して敏感に
反応して雄たけびを上げる体、頭がようやくGUNSを見ていることを
理解するのに30秒は掛かった、やっとこいつに会えた
お前を見る為にオレは14年待ったんだ、アルバムなんかどうでも
いいんだ、お前に会いたかったんだ
やっとお前はオレの伝説からリアルに戻ってきた
アクセル・ローズ
お前はずーーっとオレのヒーローだった
やっと 会えた
現実をようやく理解した、頭と体はリミッターが外れ
普段の自分からは想像できない位に弾けてた
怒涛のアペタイトシリーズを歌い上げ
時間の経過と共にGUNSと共有している時間を
楽しむ、もうこれは夢でもなければDVDでも無い
生のGUNSだライブも中盤に差し掛かり
GUNS全盛時代を知るおじさん、おばちゃんが
前列を占めた指定席は次第に元気が無くなり
疲れが見え始めている
壇上のアクセルはのりのりで走り回っている
こいつ、いくつになったんだ?
息切らさずによく歌えるなー
終盤に差し掛かるころには明らかに疲れて椅子にもたれている
中年ファンが多数目立つ書くいう俺も相当疲れている
でも、アクセル全快で走ってる、ものが違うな
ぼそっと後ろで声がする
明日、武道館だからそろそろ手抜きするんじゃね~~~?
あ、そうだ追加で明日、武道館か~~
こりゃエアロ、ハワイいく為にライブ早く終わった事件の再現だな~~
などと、一人納得、壇上のアクセル納得せず。
アンコール2曲まで完璧にこなす
そして夢のような時間は過ぎ、ライブ終了
帰路に着くがなぜか夢心地がさめず、逆に興奮している
アクセルに会えた
この事実がふつふつと心から湧き上がり
車の中でしばらく余韻に浸る
一週間後やっとライブが現実でアクセルに会えた事を
完全に理解できた
あいつが、名古屋に来ることはもう無いだろうが
伝説のシンガーではなく
現実に存在する男であることは理解できた
不思議なライブだった
アクセル ローズ
お前はこれからもオレのヒーローだ