次回月組公演「夢現無双」の原作本、吉川英治著「宮本武蔵」。
読み始めて4週間…地味に時間かかって全8巻読破…したんですけど…。

一言で言いますと
思ってたの(記憶してたの)と違う~!!!
って感想です涙


小次郎、うざいムカムカてか、性格悪いにも程があるムムム
お通、じゃまくさいえーてか、バカなの?この子わ?!
又八、ヘタレすぎ!これ、れいこちゃん(月城かなと)がやるのか…って絶望した。

登場人物誰にも感情移入出来ない…ガクリ↓↓

なぜか全く、ドキドキもワクワクもしない…ガクリ

随分以前にアニメで見たのは、やっぱり子供向けにしてたんでしょうか…小次郎ももう少し人性格良かったと思いますし、又八ももっとソフトな描き方だった←てか、そんなに出てきてなかった…と思います。本位田のお婆なんて、出てきてたか記憶にないくらいですし…(笑)

久しぶりに、読み進むのが辛うございました…ううっ...汗こんなに…こんなに時代小説好きなのに…↓↓

ファンの方には叱られると思いますけど…まるで、昭和50年代の昼メロか、韓流ドラマみたいな作為的すれ違いや誤解で話が進んでいく展開に、びっくりして辟易してます←つまり、イライラしてる(笑)

ラスト辺りの「はいっ!終わりに向かってますよー」な、畳み掛けるフラグの回収も…なんというか…スマートではない…とゆーか…「今までのはなんやってん」って思ってしまいました。の、わりに回収しきれてない所もちらほら…。
オチも「え?ここで終わりなん?」って思いましたし。

…素晴らしい作品のはずなんですけど、私には合わないようです…。
あ、でも男性作家さんの割には、ドギツイ場面が少な目で、それは読みやすかったです←お婆とお甲は色々えげつなかったけど(笑)


これを、サイトーくん(齋藤吉正先生)がどう書くのか…てか、キャスト見ながら読んだんですけど、大丈夫なのかなぁ?どの辺りをカットするのか、どの辺りを使うのか…イマイチ読み切れなかったんですけど…。

朱美(ときちゃん(叶羽時))と吉野太夫(くらげ(海乃美月))の扱いが、役の大きさ的には絶対逆じゃね?って思った…てか、吉野太夫のくんだりめっちゃ短かったけど…膨らますのね…とか、
城太郎(かれんちゃん(結愛かれん))と伊織(らんちゃん(清華蘭))がビミョーにキャラ被り起こさないか…てか、伊織くんの扱いが…とか、
れいこちゃんは頭を丸めるのかっ?!という所が(カットになるだろうけど…)、特に気になります…。

楽しみなんだけど、一寸心配…。

や、でも「桜華~」がよかったからねぇ、大丈夫だよね!
原作アレでも、上手に和物書けると信じてます!

ダーイシ(石田昌也先生)の「壬生義士伝」(←原作は良いのだけど、アレなやつ)よりは期待出来ますよね。