またまた随分前の話になるのですけれども、スカステで「宝塚友の会トークスペシャルin東京 月組」の放送がありましたので、……というか、出演者にれいこちゃん(月城かなと)がおりましたので、しっかりじっくり見てレポあげさせていただきます(笑)
めちゃくちゃ長くなるので、何回かに分けます……。
気長に読んで頂けると嬉しいです。
あ、「DVD見つからない~!」とお騒がせしたアレです(笑)

主演者は、れいこちゃん、くらげ(海乃美月)、ヤス(佳城葵)の3人。
お約束の、客席登場からの練り歩きで、カメラがれいこちゃんを追ってて……。
しみじみ「スターさんやなぁ」と感動しました。
司会の竹下(典子)さんに「ごあいさつを。月城さんから」と言われたれいこちゃん。
マイク上げる前に「はいっ!」とめっちゃ元気よく言った声が入って……(笑)もう上級生なのに……やっぱりれいこちゃんはれいこちゃんだなと(笑)
「3人で楽しい話をしたいと思います」とれいこちゃん。
くらげは「よろしくお願いします」と短め。
ヤスは「大変緊張しております」とごあいさつ(笑)
ヤスが、トクスペ初めてだそうで(だからの緊張(笑))、隣に立ってたれいこちゃんが、「大丈夫?」と真面目に肩に手を当てて言うもんだから、ヤス、大笑い。
「(ヤス)緊張してる」とれいこちゃん。
うんうんと同意しながら、「よろしくお願いします」とヤス。
絶妙に竹下さんが「でも、海乃さんと同期ですもんね(一寸心強いでしょ?)」とフォローを入れると、くらげが「そうです。頼もしい同期です」と答えたので(笑)
ヤスにもう一度「大丈夫ですか?」と聞く竹下さん(笑)「はい。頑張ります」と答えつつ、あんまし大丈夫そうにないヤス(笑)
そんなこんなで、お席に座ってトーク開始。
竹下さんから、楽しい作品に仕上がりましたが、「三銃士をやると……All for Oneをやると聞いた時は、どんなお気持ちでしたか?」と聞かれ。
「まず、『三銃士』を真面目にやると思ったよね」とれいこちゃん。
ええ。誰も予想してなかったと思いますよ?こんなコメディーになるだなんて



ヤスは、韓国版の「三銃士」を見たらしいんだけど、格好よかったそうで。「あ、こんな感じになるんだ」と思ってたらしい。ここまでコメディー押しになった事にびっくりだったと。
くらげは、コメディーなら「コメディー アクション」とかタイトルの頭に付くと思ってて、そういうのがなかったから、びっくりだったそう(笑)
「集合日の時、小池(修一郎)先生からどんな解説があったんですか?」という質問に……
「いや……何もなかったね……」とれいこちゃん(笑)
客席の笑い声、めっちゃ入ってました(笑)
や、「だろーなぁ」って感じの(笑)
昔からイケコの遅筆さを知ってる方には、あまりにも有名ですけど、かの大先生は「お稽古初日に白紙の(又は、途中までの)台本を配る」事がある、と有名ですよね(笑)
ま、私も「スカーレット ピンパーネル」初演の時からしか(そんな話は)知りませんけど(笑)
で、ご多分に漏れず今回もそんなことになって(笑)集合日演出家の最初のごあいさつ、「申し訳ありませんっ!」だったとか(笑)
それに対してれいこちゃんは、「あーーーですよねぇー
」と思ったそうで(笑)

れいこちゃん、るろ剣で苦労したか(笑)
そんなこんなで、もちろんポスター撮りの時なんて全くコメディーって思ってなかったから、「悪役の研究」していたらしい(笑)
記者発表ででも、セリフは結構そのままなのにめっちゃ悪役でしたもんね、モンパンシエさん(コマ・沙央くらま)と2人(笑)
あー、スポンサーさまも「まだ読んでませんが」とかいってましたよね(笑)
で。
「コメディーっぽくなったのは、中盤以降」だそうで。
「壁」が出てきてからおかしくなってきたらしい(笑)
「私が壁を言った辺りから『あ?』って思って……(でも)まぁまぁこれ1回だけかと思っていたら、どんどん新しい台本が来る度に、絶対壁のくんだりが来るわけ」とれいこちゃん(笑)
どうも、その度(れいこちゃんがセリフいう度?)生徒が笑うので、イケコが「これ、使える」と思ったんではないかと分析するくらげ(笑)
だからか、れいこちゃん、新しい台本が来る度に「あ~~~~
」ってなっていたそう。

突然、くらげに「海ちゃんは(最初)登場しなかったもんね」と話を振るれいこちゃん。
上級生っぽい~(笑)
くらげったら、お稽古始まってから2週間位ずっとカゲコーラスのために行ってたらしい(笑)
大変だわ。
いつもイケコに「もう、次は出てくるから」と言われていたらしい(笑)
台本が少しずつ増えていってもなかなか出番がなくて、5回目位でやっと出てきたそう(笑)
……待つのも仕事……と言うけれどもね……(笑)大変だったでしょうねぇ。その後役作りとか時間少なくなって……

「リュリは?」と、いきなりヤスに振るれいこちゃん(笑)
「……いつ頃から……あーゆー……役作りだったの?」と(笑)
客席も出演者も爆笑(笑)本当に真面目に面白いわ、れいこちゃん(笑)
で、リュリのあのキャラ設定は。
最初の台本が出来た時(稽古初日って言えない辛さ(笑))の読み合わせの一番最後(もちろん途中まで)の所で「ダルタニアンに熱い視線を送る」というト書きがあったそうで(笑)
「あれ?ダルタニアンに?」ってなって、イケコに確認したというヤス(笑)
「あのー、私はそーゆー方向でいいんでしょうか……?」と(笑)
イケコは、「はいはいはいはい」と答えたらしい(笑)
「(先生に)確認したの?!」と笑うれいこちゃん(笑)
「書き間違ったと思ったの?」とくらげ(笑)
だよね~。
でも、史実であるらしいですよね?リュリがそういう人だったって(それが発覚して、ルイに遠ざけられたとかなんとか)。
イケコって、本当にこんなふざけたコメディー書いても、そういう所しれっと入れ込んで来るところがすごいなぁと思います。
そしてそこからキャラをぐんと膨らませる、ヤスも本当にすごい!
一応、「経験済み」なジャンルであるヤス。
「A-EN」で演った、アダムは男の子が好きって設定で、確か好きな相手が、まゆぽん(輝月ゆうま)のマイルズくんでしたね。←なんかいいラストだった気が(笑)
とはいえ、「まさか大劇場でそちらの方の役をデビューするとは思ってませんでした」とヤス(笑)
でも。と、れいこちゃん。「振り付け家だし芸術家っぽい感じがさ(出てるよ)」と……多方面に誤解受けそうな発言してはりましたけど(笑)
ヤスはさらっと、「もっと出したい」と真面目に答えてました。
日々工夫凝らして頑張っているようです。
今度は、竹下さんかられいこちゃんに、「ベルナルドは、オリジナルキャラですよね?」と質問。
オリジナルキャラなだけに、だいぶ苦労した様で……特に、ポスター撮りの時に(笑)
何も参考にするものがなくて、「ベルナルドって誰?!
」って(役作りの上で)だいぶ迷ったらしい(笑)

ご一族の事にも質問が飛んで(笑)
「本当にご一族がさぁ、すごいよね。キョーレツでしょう?」と、間違いなくあなたもご一族なのに笑うれいこちゃん(笑)
ヤスは、ソデでも舞台上でも「ひー」ってなると(笑)
一体……

たいていソデでも一緒にいる事が多かったらしいご一族(笑)、れいこちゃんの「大変だった……」の言葉は、何をいみしているのでしょう……(気になる(笑))
(オリジナルキャラで台本もまだという段階で)「どうやって悪役のイメージを作りましたか?」という竹下さんの質問に、れいこちゃんはまずは原作の「悪役」を参考にした様で。ロシュフォールとか……。
とはいえ、その人そのものでは無いので、想像である程度作っていたそう。
だけど、台本がどんどんふくらんで行くたびに、護衛隊のメンバーと「最初の役作りから大幅にズレてしまったので、1回話し合った」らしい(笑)
めちゃめちゃ悪役で作ってたんだろうねぇ
それではいけないと、「おとぼけの方向に持っていけって事だよね」と、イケコに忖度して(笑)一寸そちら方面に役作りしなおしたそうです(笑)

からん(千海華蘭)、もっくん(貴澄隼人)、まゆぽん(輝月ゆうま)、ぐっさん(春海ゆう)と、れいこちゃんで額を合わせて会議してる姿とか……想像するだけで笑えますね(笑)
「フィリップとは全然対照的ですよね(笑)」と、竹下さん(笑)
前にどこかで話していたと思うけど、ベルナルドは派手好きなフィリップが嫌いで(笑)「あぁなりたくない」と思って真反対に行ったら……「お兄ちゃんがあーだから、弟はこうなっちゃった」というある意味、フィリップありきのベルナルドだとして、キャラ作りをしたらしい(笑)
「すごい派手な格好(兄)に対して、全部真っ黒(弟)」で、すごい対照的だなと、くらげ(笑)
この2人って真逆なんだけど、でも似てる兄弟だよねぇ。
そんな「兄ちゃん嫌いー!」って弟が、多分可愛くて仕方ないお兄ちゃん(笑)
やたらちょっかいをかけてくるらしい。
「『リボンあげようか?』って凄く言ってくる」と、れいこちゃん(笑)
すかさず「いらないっ
」と返すそうで(笑)

お衣装にも靴にまで、めっちゃリボン付いているお兄ちゃんと、「ボタンが異常に付いている」弟(笑)
やっぱり似た者兄弟だわ(笑)
れいこちゃんのあのお衣装、片腕だけで40個以上ボタンが付いているそう(笑)
全身になると100個以上になるらしい(笑)
「重くないですか?」と心配する竹下さんに、「ボタンは重くないです」と、心配事はそこじゃないって風のれいこちゃん(笑)
「いつ落とすか、すっごいハラハラしている……。もう両腕に爆弾抱えて私は舞台に立っていると……。いつ落として(誰かの)邪魔になったらどうしよう」と、ヒヤヒヤしているらしい。
ま、ね、立ち回り多いしね。
ハケる度に、取れそうなボタンがないか確認しているとれいこちゃん(笑)「これ、取れそうじゃないですか?」ってお衣装部さんに言いに行くそうでその度に「や、全然大丈夫です。」と言われるそう(笑)過敏になってしまったらしい(笑)
ま、分かるけどね(笑)
竹下さんに、「立ち回りは大変ですね」と振られたれいこちゃん。
今回は立ち回りがとっても激しくて、特にみんなのマントが大きいので、大変です的なことを言いかけて、ヤスの方を向いて「あー、立ち回りしてないんだよね」と(笑)
ヤスは立ち回りをしたいらしく「とってもやりたくて……やりたいんですけど」と、いうと、同期のくらげが、杖を持って頑張ってるんですよと(笑)
ヤスの立ち位置が、れいこちゃんの後ろらしく。れいこちゃんが「見てるよ」と言うと、「頑張ります何の役にも立たないですけど」とヤス(笑)





プロローグの銃士隊は(アルバイトで)出ているけれど、剣を抜いて納めるだけなヤス。
いつか殺陣出来たらいいねぇ。
プロローグの「銃士隊」役から、早替わりでリュリになって次景に出ないといけないヤス。
いつもスタンバイが、最後になるのだそう。
「いつも一番最後に、ホワホワ頭の人が駆け込んでくる」らしい(笑)
「大変だねー、あそこ」と、人事なれいこちゃん(笑)
竹下さんが、「立ち回りといえば酒屋さんの場面、テーブルの上に飛んでいくじゃないですか。今回3人の殺陣師の方達が指導してくださったってことですけど、あれ大変な動きでしょ?」と、今作品の、ある意味目玉の立ち回りについて水を向けると、れいこちゃんが、今までなかなか無かったこと……ものを投げたりとか、小道具を床に撒き散らしたりとか、机から飛び降りたり……なので、いつも緊張感がハンパないそう(笑)
ちょっと間違うと怪我になりますからね。
あの酒場の場面の殺陣は、カウントで付けられているそうです。
めちゃめちゃ珍しい!
殺陣を結構やっているれいこちゃんでも、立ち回りをカウントでつけるって言うのは初めての経験だったのでびっくりしたそう。
だよねー。
机の上の立ち回りが結構緊張するらしく。何回か稽古場で、ストンと落ちたことがあったそう

でもあそこ殺陣の相手が上手なとしくん(宇月颯)でよかった。←観ている方的にも(笑)
お芝居で使っているレイピアは本物らしい!重量が1、2キロあるそうでめちゃめちゃ重いそう。
でも!逆に軽いと飛んで行ってしまいそうになるらしい。絵の部分が重くて剣先がちょっと上がるって言うのがバランスは良いそうなので結構重い……のを、軽々と振り回している男役たちすげー(笑)その上みんなでかいマントをしている……ありちゃん(暁千星)以外……(笑)
ヤスは、いつも花道からその立ち回りを見ているそう。大好きらしい。
見ていてさばき方がすごくて、結構回したりしてるので、そんなに重いとか全然思わないらしい。
確かに私もそんなに重いと思わなかった……。
ベルナルドに、レイピアを回す振りが付いた時には、「ひー
」「回す?!」となったらしいれいこちゃん(笑)

すんごい練習したらしいれいこちゃん。
最初は手首が「あああ~~
」となったらしく、「回ってる……?」と不安気に聞くれいこちゃん(笑)


対して「すごい勢いで回ってらっしゃいます!」とヤス。
なん回転(二回転?)かと聞かれ、手首をクルクルしつつ、アタマに手を当てて考え込んで、「あ……1回……?」と、自身なさげ(笑)
くらげが、「見ていると1回に見えます。……あ、で、振りかざす」と助け舟出すと、「そうそうそうそう」と勢い込んで相槌うつれいこちゃん(笑)
高速技で振り回すのがすごいと、ヤス(笑)
レイピアの刀身が(日本刀より)長いので、距離(間合い)を取るために、走って移動する量とかがいつも(和物)より大きくなるので、見た感じよりすごく動いているそう。
「……危ないんでね……ね?」とヤスに顔を向けるれいこちゃん。
申し訳なさそうに「やってないんです」というヤスに、「やってないんだった(笑)」と大笑いのれいこちゃん。
稽古場の時から、本当に大変そうだなと思って見てたらしいくらげ。「一瞬でも間違えたらと思うと(怖い……)」と、スピードとパワフルのある立ち回りがちょっと心配だった様子。
酒場の場面の殺陣の先生(浅井星光先生)が、結構スパルタで厳しかったんだそうで。
ちょっとタイミングがずれただけで、「もういっかいー!」「違うー
」と叱られて、みんなしてめちゃめちゃ怖がっていたそう(笑)

だからか、「すごい時間をかけて、酒場の立ち回りを練習してましたね」と、くらげがいうと、「そうなんです」と、なぜか敬語で返すれいこちゃん(笑)
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
2に続きます。