月組東京公演中(ネタ薄い時期)に、少し前の事になりますが、CSの感想とかをぼちぼち書いていこうと思います。
今回は、「タカラヅカニュース」の「男研」、月城かなとの回
を……。

男役10年以下の男役が、日々心掛けている事について語るコーナーと、言うことで……。
タイトルと、テーマをいう時にいちいちポーズ取るんですよね(笑)
ゲストの男役さん「10年以下のキャリア」とはいえ、こだわり持った立派な方ばかりなので、毎回そのポーズだけでキャーってなる訳ですが……。
はい。
れいこちゃんのもご多分にもれず、キャーってなりました♥特に、タイトルコールの時

一つ目のテーマは、「目」。
右目の下に人差し指を当てたポーズは、まぁ……「男役さん」ってより「れいこちゃん」でしたけど(笑)
れいこちゃんは、自分の目が大きいのを自覚していて(当たり前)、そのおっきい目を舞台上で、より効かせる事を意識しているそう。
例えば、「白目にライトを当てる」事。
宝塚でよく聞く話ですけど、れいこちゃんも、下級生時代に(上級生から)アドバイスを受けてたそうで。ただ、その時は「白目にライトを当てる」と言うのがどういう事か、分からなかった様で。最近になって、ショーなんかで銀橋を私終わって、客席の方を見たりする時に、「あ、この感じかな?」「あー、今一寸白目にライト当たってるかも」と思える様になってきたらしい。
「後はですね……」と、心掛けている事を話すれいこちゃん。
宝塚の劇場は、とても大きいので、1階席のお客様だけでなく、2階のお客様にも楽しんで頂ける様に目線を1階はもちろん2階に……ショーの時などは、とてもより多く向ける様にとしているそうです。
……その気遣い故か……れいこちゃんの目線って、ピンポイントで「ここ」ってでなくて、「ザーッとナメる」って感じなんですよねぇ。←「目が合った」「見てもらえた」感ほぼほぼナシ(笑)
二つ目は「手」。
手は……れいこちゃんの手って「少し小さい」の?気が付かなかった……。
なるべく大きく見せようと、下級生の時から、手を大きく広げてみたり、手の甲に筋が入る様に力を入れてみたり……というのを研究してきたそう。
やー、私、れいこちゃんって男らしいガッシリした手だと思っていたので、これはびっくり。
てか、その努力実ってますよ!全く小さいって思ってなかったんですからねー。
男役(のお衣装)は、袖が手まであって……出ているのが顔と手だけなので、顔の表情はもちろんだけど、手でも男役の色気だったり大きさが、表現出来たらなと、思いながら……特に燕尾を着た時なんかは、手の表情、手の細部までこだわってやりたいと思っているそう。
れいこちゃん、私服の時、萌え袖にしてる事多いんだけど……小さいの気にしてるのかなぁ?でも、あれやると、もっと小さく見えるよねぇ……

ここで、スタッフから質問が出たのかな?
「そうですねー」と考えつつ、「女役さんと組む時は……」なるべく手が大きく見える様に大きな手で包んでいる様に見える様に割りと(手のひらを)おっきく広げたりとか、ガシッと包んでいる様に見える様に……。
後、抱きしめる時とかも、個性が出ると思ってると。なので、役によってだけど、ガシッと抱きしめるのか、少し優しく触るのか……という所もこだわってやっていると。
三つ目は「背中」。
なかなか舞台上で背中を向けて立つというのはそれ程多くないですけど……と、れいこちゃん。
や。結構あなた、ある感じですけど(笑)
いざ立ってみた時に、背中の意識が抜けてしまったりすると、普通に立っているだけでも、少し丸く見えてしまったりするので、後ろ向きに立つ時は、いつも以上に背中を張って立っているとか。
その背中の表情だけでも、その時の感情が分かったらいいなと、気を付ける様にしているそう。
「まだまだ、研究中なんですけれども……」というのが、真面目なれいこちゃんらしい……。
ショー等で、大階段を逆に登っていく時の背中だったりも、「ステキだな」とファン時代に思っていた(男役さんの)背中を思い出しながら、いつも以上にお客様の視線を背中に感じながら、演じる様にしています。と。
洋物の時は、補正をして男らしい体格に見える様にスーツを着ているけど、日本物の時はそこまで肩にパット入れたりとかはしないので、いつも(洋物)より少しなで肩であったり、女性らしいラインになってしまうかもしれないけれど、そんな中でも男らしさを出せる様に、日本物の時は、腕を少し広げてみたり工夫しているらしい。
そして、「日本物の時は、ここ(襟足)がカツラで見えているので」背中だけでなく首の筋のラインまで気を使っているそう。
そういう意味では、和物と洋物では大分違うかも知れません。という、れいこちゃん。
それを「10年までの男役」で、経験として知っているのは、本当に財産だと思いますわ。
最後は、「心」。
男役としてはもちろんの事、まずは、一タカラジェンヌとして品格を忘れずに……という事を常に心に留めているそう。
「これからも、品格を忘れずに……いよいよ男役10年目になりますので、これからも更にがんばって行きたいと思います」と、締めくくったれいこちゃん。
「品格」が大切だと。
れいこちゃん……一つステップアップしたな……と感じました←偉そう(笑)
全てにおいて、真面目に正直に、一生懸命話してくれている感じがして、よかったです。
この学年になると、本当に男役としてのこだわりとか、思いとか、本当に満ち満ちてると思うので、それを上手く自分のものとして、消化して、血肉にして欲しいと思います。
短いコーナーでしたけど、楽しかったです。