長々と引っ張ってすみません。今回でラストです
〇フィナーレについて
今回の振り付けは、KAORIalive先生が入られてるんですけど、色々大変だったみたい(笑)でも、良いナンバーでしたよね。
みやるり(美弥るりか)の銀橋(フィナーレの歌手)は、「あの曲ステキ。歌詞が違っててそこもまたステキ」と、たまきち(珠城りょう)。
「アラミスとしての心の中でもあるし、私たちの舞台での精神みたいなものとも一致するものがあって、劇場の暖かさにほっこりする」とみやるり。
みやるり、イケコ(小池修一郎先生)の作品でフィナーレナンバー歌うの3度目だそうで(1789とロミジュリか!)。
「ちゃんと成長した……安定した所をしっかりと表現させないといけないと思うから、身を引き締めて……と思ってやってます」と。
「るりさん紫凄い似合いますよね!」とたまきち。
あー、やっぱり?私もそう思うわ。
ブーツもストーンが凄くて、とても凝った意匠で、有村(淳)先生の拘りと愛が見えますね。
そして、「太陽王のロケット」。
皆して「レベルが高い」「フェッテが凄い」とか、絶賛(笑)
最近のロケット、レベルが凄い……と言ったのは誰だったか……(笑)
フィナーレCのたまきち+女役の場面。ここからKAORIalive先生の振り付け。
「個人的に(女役従えてるのが)新鮮」とたまきち。
それに対して「いいよ、みんなメロメロじゃん」とみやるり(笑)
そして「板付き(のポーズ)がいいですよ」と、マネ付きでれいこちゃん(月城かなと)
。

イケコの指示らしい掛け声……「モナムール」。
最初は普通に「フッ!」て言ってたのに、「モナムールと言ってみてください」と言われたそう(笑)
イケコの中では「モナムール」推しなのね(笑)
コマ(沙央くらま)が淑女S、わかば(早乙女わかば)、くらげ(海乃美月)が同Aで、本舞台に降りてきて絡むんだけど、コマを一寸リフトする所があって。
『すごい上級生の男役をリフトするのって緊張するな』と思ったたまきち。でも、コマが女役に徹してくれてやりやすかったらしい。
「男役を長い間極めてるのに、女役もすんなり出来るコマさんって凄い」と。
大人っぽい場面で月組の女役の新たな魅力が、出たらいいなと。
(使用)曲がダルタニアンとアラミスのチェンジで(笑)「俺は恋の狩人だ」のフレーズを、銀橋で歌ってるたまきち。
「お客さんを狩人してますよ」とみやるり(笑)
「狙った獲物は逃がさない」と(笑)ロックオンしているとたまきち(笑)
……残念ながら、昨日は(相手が)男性だったらしいです(お互いに残念②)……。
男役群舞
今回、これも新鮮だとたまきち(笑)
階段上の振りが……音に合わせるのが難しかったそう。
……私は、観てて「かっこいい!」と思いつつ「一寸(誰か落ちそうで)怖い」と思いました。
KAORIalive先生の振り付けに出たかったらしいありちゃん(暁千星)。
握りこぶしを作って降りてくるのも珍しい振りらしく(実はこれ、私のツボ)、そこも新鮮だったと、ありちゃん。先生に「力強さ」が出たらいいなと言われたらしい。
後半、二人で組む所が、「戦ってる感じ」の振り(殴り的なのとか外回し(蹴り)とか入ってるものね)で、そんな振りを「ここで入れてくるんだ!」と面白かったと、みやるり。
れいこちゃんは、KAORIalive先生初めてで。……るろ剣の時は、(KAORIalive先生のとこ)出てなかったものね……。
「今までありえないくらい現代的(な振り)」と思ったそう。
そして、「月組に来たらこういう事をしないといけないんだ
」と思ったらしく(笑)
この表情(可愛い……
)



後半は曲が「本当のヒーロー」になるので(自分の持ち歌だから)頑張ろうと、れいこちゃん(笑)
そんなれいこちゃんを皆が暖かく優しい目で見てくれて、一寸ほっこりしました。
みやるりは、ずっと踊ってて死にそうだと(笑)
男役群舞の二人で組む所は(相手の)としくん(宇月颯)の勢いに押されて「はぁ……すいません
」となるらしい(笑)

からの……デュエダン。
「お衣装が素敵ですよね」と、れいこちゃん。
深緑の生地に、黒レースが重なっていて、動く度に表情が出て、とても素敵なお衣装ですよね。
「一羽の鷲に」の曲で、本編にリンクする様な……「双頭の鷲」になる様な振りが好きと、ちゃぴ(愛希れいか)。
「繊細に、繊細に」と先生に言われたので、そこを注意していると。
斬新ながら、伝統的でステキだなと。
ダンスなんだけど、芝居に近くて……。先生に「彼女(ちゃぴ)を意識して」と言われたと。
鷲が一つになる所は象徴的に作られているので、一回一回繊細かつ、ダイナミックに……芝居の余韻に浸りながら観てもらえる様なデュエットにしたい。と、たまきち。
二人が、……東洋で言うところの(笑)比翼の鳥な振りをしている所も、私的にツボでこれからの月組を象徴してると言うか……。
……なんでか、幸せな気持ちになりました。
〇最後に意気込みなど、ひとこと
舞台上で自由に、大酒飲みっていうのを一寸出して『おじさん』を極めていけたら……とありちゃん。
「そこっ?(笑)」とみやるりのツッコミが入って(笑)
コメディーな場面もあるけど、毎回真剣に新鮮にやれたらなと思ってるとれいこちゃん。
「暑さに負けずに一回一回頑張りたいと思います」と。
あー、夏……苦手やったね、れいこちゃん。
「タイトル通りお客様一人ひとりのためにお届け出来る様な、明るくて幸せになれるハッピーな作品ですので、三銃士の一人としてこの作品に携われた事がとても幸せです。皆さんの最高の夏の思い出になる様に頑張ります」と、みやるり。
……さすが上級生……大変立派なご挨拶です。
お客様に楽しんで頂ける舞台で、自分自身も演じていてワクワクすると。そのワクワクがお客様に伝わる様に、精一杯頑張りたいと、ちゃぴ。
「この季節にぴったりな爽快感溢れる……笑いもあり感動する所もあり、一寸ドキドキする所もあり、色々な要素が沢山盛り込まれた作品になっていると思います。皆すごく充実して、毎日とても楽しいです。
色んな世代の方に楽しんで頂ける作品なのではないかなと思いますので、汗をかきながら熱演していきたいと思います。」と
さすが真面目なたまきち(笑)キチンと〆てくれました。
もう既に何度か観ているのですけど、益々観劇が楽しみになるNOW ONでした。





今回のタイトルにある「月組の月城氏は頑張ってる。」とは、作品に対してもなんですけど……。
この番組中、ずっとみんなを凝視して、めっちゃ頷いたり、身振り手振りでリアクションしていたんです(笑)
可愛いやら涙ぐましいやら(笑)
一生懸命馴染もうとしているれいこちゃんと、それを暖かく迎えようとしてくれている月組のメンバー。
その姿に、安堵と感謝と期待を覚えました。
組替え発表された時の不安は、もうありません。
月組担当の皆様。
月城かなとくんとそのファンを、どうぞよろしくお願い致します。