月組「瑠璃色の刻」NOW ON、続きです。

参加者。
みやるり(美弥るりか)、れいこちゃん(月城かなと)、くらげ(海乃美月)、としくん(宇月颯)、るうくん(光月るう)、さち花姉さん(白雪さち花)。



他のキャストの話になって。
普通の人はいないと言い切る出演者たち(笑)

旅一座のメンバーは、素朴さを出しているグループなのだけど。
その素朴さの代表がるねくん(夢奈瑠音)で……(笑)
あまりの訛りの面白さに、(絡む)くらげが「笑いを堪えるのに必死」だったらしい(笑)
踊りもヘタうまで、可愛らしいと。
るうくんも、るねくんの必死さが役とリンクしていていいと。
その、ヘタうまのダンスも、としくんが指導していたそう(笑)
としくんが、ダンスリーダーなのね。


革命家仲間の三人(クートン、ヴィルヌーヴ、ビュゾー)は、「歴史詳しい人には一寸目を瞑って頂いて」……あえての仲間で。と(笑)
こういう三人組って、キャラ立てが難しかったりするのだけれど、この三人……クートン・つっちー(颯希有翔)、ヴィルヌーヴ・れんこん(蓮つかさ)、ビュゾー・やすくん(佳城葵)は、最初からカラーが違っていて良かったそう。


そして。月組的にこだわりの場面バスティーユについて。
今回のセンターは、オスカルでもなくベルナールでもなく、ロナンでもなく(笑)ロべちゃん。
何回もやって(ベルばらや、1789)て、イメージがわかってて、でも役も違うしこの話の中のバスティーユってものを意識して皆でやろうと、がんばっているらしい。
でも、皆得意ですよね」と、としくん(笑)
振り付けの時から熱気があって、皆のそれに助けられて。
「この時代に生きた人(の場面)だなぁ」と感じたらしい。


王妃さまの取り巻き、ポリニャックさん・なっちゃん(夏月都)、ランバール公妃・はるちゃん(晴音アキ)は、キャラが強烈すぎると(笑)

王の周りの人、プロバンス伯・もっくん(貴澄隼人)とネッケルさん・まゆぽん(輝月ゆうま)は、役作りに苦戦していたそう。
本番では、王(兄)を手玉にするプロバンス伯と、意外に熱血で一寸王に疎ましがられるネッケルさんを好演していたと思います。


そして。黒天使サン・ジェルマンの影……の人。
過去に色んなサン・ジェルマンがいたであろうみたいなのを思わせる団体なんだそうで(笑)
みやるり扮するサン・ジェルマンに似た拵えのダンサーたち。
若手のメラメラしたやる気のある子たちがガツガツやってくれるそうです。




楽曲については。
「曲だけで世界観が見える位、曲に助けて頂いている。歌詞と気持ちにそのまま沿っているメロディーで、歌っていても無理せず感情が入る。」と、みやるりは言うのだけど。
観ていた私としては、かなり難しそうだったぞー。と、思ったら、やっぱり「自分のものにしていくのは難しい」らしい。
主題歌とかは重めなんだけど、二人のナンバーは明るめだったりするんだけど。
どの曲も楽しいのだと。
稽古初日に楽曲が、ほぼ出来上がっていたらしく。「玉麻先生の台本を読む力が凄い」と。
玉麻先生……めっちゃ力入ってたんですね(笑)
「主役になり切ってその時この曲が入ったら、もっと芝居がやりやすくなるというのをわかっている」とみやるり。



フィナーレの、ヅカ初の先生(良知真次先生)の振り付けが新鮮ですが。

としくんが、「やり慣れていない雰囲気の感じを、如何に格好いい所まで持っていくかみたいな……。」と話していると、不安気なれいこちゃんの空気を察したのか、「大丈夫だよ!」と肩を叩いてくれて(笑)
みやるりまで「大丈夫だよ、自信持って!」と励ましてくれて(笑)
……れいこちゃん……がっかり汗
フォーメーションとかも、新しい先生だと新鮮です。と話を続けたとしくん。

(横で見ていて)ワクワクするというさち花姉さんに、真顔でうんうんとうなづくれいこちゃん下矢印
すかさず
出てるでしょ?!れいこは一緒にやってるじゃん(笑)」ととしくんにツッコまれると……(笑)

いやー、いちいちホッコリした空気作ってくれるわ、れいこちゃんたら(笑)

「男役はより男役らしく、娘役はスタイリッシュな部分もありつつ、美しい所もあって。……最後は皆で」とみやるりがいうと、一斉に「1、2、3」と回るゼスチャーをするメンバー(笑)
や、るうくんだけやってないな(笑)でも、皆の様子を楽しげに見て、「何処にすっ飛んでいくか……。皆で難しい事に挑戦している精神が、垣間見える所が素敵だなと。皆が、ギリギリのところで挑んでいる気持ちが……。」と。
ダンサーのとしくんでも、緊張はすごくする。そうなんで、やっぱりれいこちゃんドキドキもんだろうねぇ。

そういえば、この振りが「突撃レポート」で話していた、「(ソデで)公安委員の姿で回ってる」と言っていた所なんでしょうかね(笑)


デュエットダンスについて。
みやるりも、ガッツリした(デュエダン)は初めてだそうで。やってみたら「こんなに踊るんだ汗」という感じだったそう。

お衣装が豪華な、ずっしりしたものだったので(だって、Shall weの王子だもんね)まさかそんなに踊らないだろうと思って行ったら、「そんなの甘すぎて、これはヤバいみたいな感じで」この学年にしてダンスを必死にやっているという、みやるり。
シモンとアデマールが、後に何かを演じるならというところが見えたらいいな、と。

くらげも、お衣装の大きさには手こずっているようで、「これ(振り付け)、大丈夫?」と言われて「多分厳しいです……」と言って、ずいぶん振りを減らして貰ったらしい(笑)
それでも、結構ガッツリ踊ってて……びっくりしたよー。



ご挨拶で。
皆揃って「みやさんの単独初主演」というフレーズを使うので、笑い出すみやるり(笑)


れいこちゃんは、「私にとりましては、月組での初めての作品となります。みやさんの単独初主演!と言うことで、本当に、はい。とても嬉しい気持ちと緊張する気持ちもあるんですけれども、その作品の中できちんとしっかり自分の責任を果たせる様に、そしてそれがみやさん率いる月組のメンバーを支える力になれるように精一杯、一回一回を大切に頑張りたいと思いますので、皆さんぜひ沢山観にいらして下さい。」とご挨拶。

みやるりは、「皆が自分の持っている力以上のものを出そうとがんばっている姿を見て、このメンバーでこの作品に出会えた事は本当に幸せだなと。大切に作りあげた作品を気負いすぎず、自分に出来る事を精一杯お届けして、見終わった後にお客様が『身近にある大切なものとかに気付いて温かい気持ち』で帰って頂けたらなと思っております。」と。





かえすがえすも、ファーストランを見られなかったのが口惜しい……(笑)



なんとなく雰囲気わかって頂けましたでしょうか。

既に公演を見ているので、色々アレですが(笑)

東京公演も、楽しみです。