めっちゃ良かったです泣き1

話も、演出も……。


スピーディーだったけど(笑)
「JIN」と「るろ剣」がチラチラしたけど(笑)

大河ドラマ見てる感じがした!



もう……サイトーくん(斉藤吉正)、どうしちゃったの?!
なんだか、タクジー(大野拓司)みたいな作り込みの脚本だね!



拘りの薩摩弁とか、拘りのお衣装とか、拘りのセットとか……本当に好きですわ!

幕末大好き、日本史好きとかいいつつ、私の「幕末」は、五稜郭で終わってますので(笑)
あんまりこちら辺り詳しくは無いのですが苦笑

ま、でもある程度は分かって観てると、ニヤニヤする。サイトーくん、好きやなぁって。
や、サイトーくんが幕末好きやなぁって(笑)


薩摩弁バリバリなのが、私は本当になんか嬉しくて(笑)
星組の皆さんは、とっても苦労しただろうけど(只でさえ九州勢少ないのに、鹿児島出身がいないとは。←鹿児島出身者、研一さんにいらっしゃいました。訂正させていただきます)、なんていうのかなぁ。その時代とか、その人たちをちゃんとリスペクトしてる気がするんですよ。
彼らはその言葉で考えて生きてたんですから。
とはいえ、めちゃくちゃネイティブだったら、話半分もわかんなかったろうなぁとか、思います(笑)わかる範囲で良かったです(笑)
てか、ニュアンスで分かって良かった(笑)


お衣装がねー!
薩摩の女性陣のお着物……あれ、薩摩絣?
銘仙みたいに見えるけど……きっと絣なのね。
江戸(東京)の着物と違えてて、拘ってるなぁと。
後、貧しい農村の人って表現なのか、(その中でも一際苦労してるらしい)衣波・べに(紅ゆずる)のお姉ちゃん、タカ・はるこ(音波みのり)の髷、ちゃんと結ってないのね。
他の人も、簪どころか櫛も装飾的なもの何も付けてなくて。
次期娘1のあーちゃん(綺咲愛里)も、一人いいお着物とかじゃなくて……よかった(笑)

そう!博愛社の制服がねー。ちょっとロングドレスなのに(きっと袴な感じなんでしょうね)、足元は雪駄ってゆー!こんな所までちゃんと拘ってるのが……まるでタクジーみたいやと(笑)


そして、セット!
やっぱり特筆すべきは「」でしょう!
上下(カミテシモテ)の花道の桜、当て物の所の桜、本舞台に出ハケする桜。
ベースは水墨画みたいな色味なのに、ピン(スポット)で、淡いピンクに染めて。
照明が当たってる時は「春」なんだけど、当たってない時は、雪を被ってるみたいに見えて……。
さすがタイトルに入ってるだけあって、上手い使い方だなぁと感じました。

後、桜島!
あれは書き割りじゃなくてドロップかなぁ?
本物を見たことがないのだけど、大きさ感じました。
贅沢言わせてもらえるなら、煙……ちゃんと履いてたら良かったなぁ(映像で)苦笑



ま。色々ツボな所はあったんですけど。

泣くほど感動したのは、ラスト近くの桐野・みっちゃん(北翔海莉)が、八木・まこっちゃん(礼真琴)に撃たれたとこ。
血溜まりがわーっと広がるように、ピンクのサス(照明)がジワーっと広がるのが……泣

秀逸です!

泣きました。
美しかった……泣き1

その後の、立ち往生(弁慶かっ!)したみっちゃんの亡骸に更に傷を付ける政府軍に、一喝してその亡骸を抱き抱えて号泣するべに!
もう……べにに泣く役させてはいけません!
べにの溢れ出す感情にあてられて、涙が止まらなくなりますからっ!泣
前に、「ののすみ(野々すみ花)が泣くと世界が泣く」と言われてましたけど、そんな感じ(笑)


本当に、ストーリーが走ってて、この2人の間にそれだけのものが見えたかって言ったら難しいんだけど、この涙を見ただけで、絶対的に濃くて強い絆があったのだと確信出来た。



これ。
一本物でやってくんないかなぁ。
幕末の所、もうちょい膨らませて(笑)


ごめんなさい。
……雪組で……。

やっぱり……あの……。
色々……アレでしたので……。