7月初め、雪組「ドン・ジュアン」、7月末から2.5次元ミュージカル「NARUTO」、8月から雪組「ローマの休日」を観ました。てか、観てます(笑)
(宙組も観たんですが、それはまた……)


観ていて、物凄く色々考えました。

作品のテーマ、キャラクター、演出意図や舞台機構、お衣装やセット、演者の技量などなど……。

どうしても、芝居に携わってきたので、役者だけでなくあっちこっち目が行って、色々気になるんですが……。

今回、この三作品観てどうしてもウズウズして仕方なくなりました。

芝居がしたい!

ここまで仕上げるのに、どれだけの努力をしたのだろう?
ここまでくるのに、どれだけの稽古をしてきたのだろう?

私は、スタッフサイドの人間なんで、そちら方面が特に気になって、感動してます。


例えば「ドン・ジュアン」のバラのセットとか、高さのある大道具とか、イスとか。
ここにこれを持ってこようとした、演出意図。
効果的な白い羽や真っ赤なバラの花。

例えば「NARUTO」の殺陣。よりリアルに、より重く、よりスピーディーに進化した戦い。
ビジュアルポイという、新しい持ち道具。
効果的に使われる中割幕と、プロジェクションマッピング。

例えば「ローマの休日」のまわり舞台。
わずか奥行一間半のまさに「エレベーター」な室内での喜劇とロマンス。
スクリーンに写し出された、映画の様な町並みを駆け抜ける主人公たち。
残像がくっきり残る様な、カットアウトな暗転。


やりたくて仕方ない。

技量も、もちろん資金もないけど、あんなに上手く演出出来たら、絶対楽しいだろうなぁ。
もれなく付いてくる(産みの)苦しみもハンパないんだろうけど。

てか。
あの素晴らしいスタッフの中で仕事出来たら、絶対楽しいだろうなぁ。

スタッフキャスト関係なく、お互いを信頼し、同じ方向向いて、自らの職務を全うし、本番に向けて走って走って……。


や。
もう、やんないけど。
芝居してぇ泣

って、羨ましくなる……そういう方向の、感動を覚えました。



すみません、本当に個人的な感想で……。

ちゃんとしたのは、また後日語ります(笑)