
再び、続きです。

剣心・ちぎ(早霧せいな)のサイフをスるところ、ちょっと粗野な感じも更に出てて、本当に男の子だった。
その後の「ブース!!」って憎まれ口も、本当に小学男子で(笑)ゆうみちゃん(咲妃みゆ)、気持ちよく心から「失礼なっ!」って言えてるんだろうなぁ(笑)
剣心に救い出されて、神谷道場で薫・ゆうみちゃんに「やっぱり怪我してるわね」って、ムラではやってなかったと思うんだけど、左手の甲に怪我メイクしてました。打撲かな?
警察から帰ってきた剣心との銀橋芝居で、薫が「弥彦もだって居候してるのよ」と言ったのに「内弟子だろ!?」と訂正するところ。ウケてました。
そうか、こういう速攻突っ込みな笑いがいいんだ(笑)
赤べこの所で拍子木を打つ様子を、正面で見られたんですが。
ものすごくニコニコしながら何かを見つけてソデに引っ込み、めっちゃ重そうに(でも楽しそうに)張子の赤べこ持って来て、新しいおもちゃ見つけてワクワクしてるみたいな顔して、拍子木スタンバイして。
たまたま鳴らしたら、左之助・大(鳳翔大)の口上とタイミングあっちゃったみたいな(笑)
本当に、子供らしくて可愛い

でも、ちゃんと男気あるのよね。子供なりに。
銀橋での「チクショー」は、胸を打ちました。
実は私、るろうに剣心の中で一番好きなキャラって、弥彦なんです。
あ、ショタじゃないですよ、断じて(笑)
元々、「ドラゴンボール」ならクリリン(笑)、「幽白」なら桑原、「ONE PIECE」ならウソップってタイプが好きなんです(笑)
凄いヤツの中で、自分は至って普通の人間でヘタレな所とかあるけど、それを自覚しつつも努力して、凄いヤツの仲間として並び立てる様に頑張るってキャラが……。
今回の脚本では、めっちゃ男気出せるエピソード(燕ちゃんとのくんだりとか、由太郎くんとのくんだりとか)がカットされてるので、あの「チクショー」てとこだけしかないのが、残念だけど。
最後の観劇で、やっとロケットに入ってるちるちる見つけました。
次の公演で、かわゆい娘役姿、楽しみにしたいですね。

ムラでは、インフルエンザにやられてフルパワーじゃなかったのねって、改めて実感しました。

れいこちゃん(月城かなと)の所にも書きましたけど、5人の間に流れる空気っつーか、絆がたまらん事になってて、もう、出てくるだけで、はくはくして困るんだけど、その空気感が、その殺陣のスピードやキレの良さに反映してんじゃないかな。
りーしゃは、新撰組の隊士でお金出して命乞いしたのに殺されるお役もやってて。
初日から、リアクションすごく上手いなぁと思ってたんだけど、回を追うことにタメが絶妙になって来てて、本当に惚れ惚れする死にっぷりで。
思わず「ほう……。」とため息出ちゃいました。
まなはるは、なんといっても瓦版売り!未だに帯が気になる(笑)東京では、解けた事件はないかな?(笑)
あすくんが新聞売りで、まなはるが瓦版売りってのが、なんていいキャスティング!っていつも思ってます(笑)
ここの2人は、オペラ泥棒なんですよ

まなはるは元気で、あすくんは可愛くて(笑)
もう、生で観られないのねぇ……

かりちゃんは、比留間組のツボ振り役でも殺陣担当で(笑)あ、新撰組にも入ってるけど。
あの神谷道場の「宝塚歌劇的に斬新」なテ(殺陣)に参加してるのIね。
なんか、ムラの時に「あんなに客に、お尻向けて転がってるの初めて観た」とビビったんですが、結構控えめになってました(笑)
ばーんと転がってきても、さっと態勢変えて、見苦しくないけど、わざとらしくない様にしてました。
くどいですが、下手側席だったので(笑)
客席降りした御庭番衆は、癋見と般若くんしか観られなかったんですが。
東京の劇場って、通路がね、沢山ないんですよね。サブセンのお席ないから。
どうするんだろうと思ってたら、上手下手端の、「マジでここ、駆け抜けさせるの?!」って通路を……走ってた……般若くん


怖いなぁ。とか思いつつ、迫力に圧倒されました。
ま、比較的近くだったべちみ(癋見(笑))は、嬉しそうに従僕くんに負ぶさって、その従僕くんの頭をポコポコ叩いて、駆け抜け(させ)て行きました(笑)
殺陣やるには狭すぎるのか(や、危いから

通路より前って、全部観られない~

とはいえ、照明があまり逆光になってなかったので表情が見えてよかったです


凄い格好良かったわ。

タジィ(央雅光希)、ほのりちゃん(妃桜ほのり)、じゅんくん(璃央じゅん)。
それぞれ、残り少ないタカラジェンヌとしての仕事と責任を全うしようと、生き生きと役を演じてました。
殊に、最下(級生)のじゅんくんは、長身ということもあって、なんで今まで気付かなかったの?って所にいるのに気付いたり(笑)
赤べこのとこ、楽しそうで何よりです(笑)

なかなか公演中に、休まないでは完治出来ないよねぇ。お大事にお大事に。
本当に観られてよかった。
こんなに深化してるだなんて。
名前挙げなかった人も、「各員がその義務を尽くし」て、団結して、良い作品にするべく頑張って盛り立ててたと思いました。
思いつくまま書き散らしてみたんですが……。
なにか書き忘れてる気がします。
ここまで「面白い!」とテンション高くハマったのは、多分星組の「スカーレット ピンパーネル」以来かな。
結局、イケコの脚本と演出が好きなんだなと思うわ。
もちろん、絆の力がとても強い雪組がやったからですね。
長い文章、読んでくださってありがとうございました。