やっと、雪組「ルパン三世」を最初から観られました~。
前回、20分遅れで観ても十分楽しめたんですけど。
やっぱり最初から観たら、より楽しめました。
で、今回は一階席のほぼセンターで観られたので、前回の二階の壁ギリギリ席より集中出来たし。
導入部の、現代の場面の、アニメっぽさったらワクワクして楽しい。
前回見損ねた、タイムスリップの場面とかの照明駆使した演出なんて、きれいで面白いと思った。笑えたしね。
オチも最高です(笑)
そういえば、前トップのそーちゃんのお披露目で、雪組って、フランスのこの時代ドンピシャでやってるのよね。
って、思ったら、あの仰々しいのが果てしなく嘘臭く感じてしまった。
ま、舞踏会にしては、カジュアルな曲調で踊ってるけどね、今回のは(笑)
でもなんか、楽しそうっていうか、人間味ある登場人物たちやなぁって感じた。
あんまり細かいこと書いたら、ネタばれになるので、アレだけど・・・でも大分書いちゃうけど(笑)、やっぱり奈穂子ちゃん先生の脚本は、キャラクターが生き生きしているってことと、テンポが良いのが、いい。
で、今回の「ルパン三世」って作品にマッチしたんじゃないかなと思う。
んでねー、面白い拘りってか、オタク女子なんですねって感じの作りが面白いの。
アントワネットの地毛とか、ヅカファンには常識なルイ16世の趣味が、ラストの重要な伏線になっているとことか、首飾り事件に関係しているジャンヌやロアン枢機卿のこととか、ポリニャックさんとアントワネットとの関係とか・・・。
あ、ロベちゃんとか(笑)
なんか、なんでかにやにやしてしまって(笑)
一番ええなぁと思ったのは、アントワネットが、ちゃんとモノを考えてちゃんと生きているキャラになっていたところかな。
設定年齢がずいぶん若く感じてしまったけど、ものすごく魅力的なキャラだと感じた。
「嫌われることには、慣れているもの」と、
「鳥かごに閉じ込めておいて、なにも知らないと責めるのはひどいわ」と、
「私の未来を教えて」と、って台詞にグッときた。
そして、それに対してのルパンの答えも。
ルパンって、きついことも言うけど、相手の事を思って、さらっと嘘もつく。
格好良い・・・。
チャラくも見えるんだけど、この優しさがたまりません!!
そして、もちろんルパンサイドの拘りが。
絵面的な事はもちろん、キャスト一人ひとりがキャラを理解していて、脚本的にも、ちゃんと考えて作られていると思った。
ルパンのちぎは意外や意外、当たり役な程にぴったりだし、パンツの細さと、短靴のヒールの低さと、姿勢の悪さと軽めのしゃべり方が、ルパンっぽいの(笑)
銭形のとっつぁんは突き抜けた感すらある徹底振りだし。ともみんたら、なにやってもすごいね(笑)
とっつぁんの持っている「埼玉県警」って書いている拡声器がツボです。
不二子ちゃんは、カッコ可愛いお色気たっぷりだし。
次元や五ェ門も、出ているわりには印象薄いと思いきや、カリ城の時の二人の印象だし。
ルパンとこの二人が、なにも言わずにわかり会えているようにすっと動いちゃうとことか、格好良くってすごい好き。
今回、意外にいい味出しているんじゃないかと思った。
あ、一つだけうちの娘が突っ込んでた「次元がなんで拳で殺陣してんの」って事だけアレかな(笑)
昔の、原作寄りのハードなキャラ作りでなく、宮崎作品的な「本当に悪い人はいない」系の(カリ城にはおったけど)、まさしくファミリー向けの「ルパン三世」キャラになっていたと思う。
あ、だいもんは予想に反して、敵ではなくてものすごく魅力的なキャラでした。
正直、馴染むのに時間かかるだろうからって、あんな別グループキャラにしたのかと勝手に思っていたんだけど、全然馴染んでいた。
ボケまくりのルパン組に、やっきになってツッコんでいるみたいな、そんな感じで・・・。
ラスト。
ルパンが、舞台奥に向かってゆっくり歩いてフッと、ジャンプして、靴をかちんと合わせる。
それは、まるでアニメから飛び出してきたルパンそのものな訳で。
「2.5次元の後ろ姿」・・・。
宝塚では珍しくないかもだけど、まさしくその姿がありました。


このちぎの表情、いいですねぇ。

あ、ともみんの表情も(笑)
前回、20分遅れで観ても十分楽しめたんですけど。
やっぱり最初から観たら、より楽しめました。
で、今回は一階席のほぼセンターで観られたので、前回の二階の壁ギリギリ席より集中出来たし。
導入部の、現代の場面の、アニメっぽさったらワクワクして楽しい。
前回見損ねた、タイムスリップの場面とかの照明駆使した演出なんて、きれいで面白いと思った。笑えたしね。
オチも最高です(笑)
そういえば、前トップのそーちゃんのお披露目で、雪組って、フランスのこの時代ドンピシャでやってるのよね。
って、思ったら、あの仰々しいのが果てしなく嘘臭く感じてしまった。
ま、舞踏会にしては、カジュアルな曲調で踊ってるけどね、今回のは(笑)
でもなんか、楽しそうっていうか、人間味ある登場人物たちやなぁって感じた。
あんまり細かいこと書いたら、ネタばれになるので、アレだけど・・・でも大分書いちゃうけど(笑)、やっぱり奈穂子ちゃん先生の脚本は、キャラクターが生き生きしているってことと、テンポが良いのが、いい。
で、今回の「ルパン三世」って作品にマッチしたんじゃないかなと思う。
んでねー、面白い拘りってか、オタク女子なんですねって感じの作りが面白いの。
アントワネットの地毛とか、ヅカファンには常識なルイ16世の趣味が、ラストの重要な伏線になっているとことか、首飾り事件に関係しているジャンヌやロアン枢機卿のこととか、ポリニャックさんとアントワネットとの関係とか・・・。
あ、ロベちゃんとか(笑)
なんか、なんでかにやにやしてしまって(笑)
一番ええなぁと思ったのは、アントワネットが、ちゃんとモノを考えてちゃんと生きているキャラになっていたところかな。
設定年齢がずいぶん若く感じてしまったけど、ものすごく魅力的なキャラだと感じた。
「嫌われることには、慣れているもの」と、
「鳥かごに閉じ込めておいて、なにも知らないと責めるのはひどいわ」と、
「私の未来を教えて」と、って台詞にグッときた。
そして、それに対してのルパンの答えも。
ルパンって、きついことも言うけど、相手の事を思って、さらっと嘘もつく。
格好良い・・・。
チャラくも見えるんだけど、この優しさがたまりません!!
そして、もちろんルパンサイドの拘りが。
絵面的な事はもちろん、キャスト一人ひとりがキャラを理解していて、脚本的にも、ちゃんと考えて作られていると思った。
ルパンのちぎは意外や意外、当たり役な程にぴったりだし、パンツの細さと、短靴のヒールの低さと、姿勢の悪さと軽めのしゃべり方が、ルパンっぽいの(笑)
銭形のとっつぁんは突き抜けた感すらある徹底振りだし。ともみんたら、なにやってもすごいね(笑)
とっつぁんの持っている「埼玉県警」って書いている拡声器がツボです。
不二子ちゃんは、カッコ可愛いお色気たっぷりだし。
次元や五ェ門も、出ているわりには印象薄いと思いきや、カリ城の時の二人の印象だし。
ルパンとこの二人が、なにも言わずにわかり会えているようにすっと動いちゃうとことか、格好良くってすごい好き。
今回、意外にいい味出しているんじゃないかと思った。
あ、一つだけうちの娘が突っ込んでた「次元がなんで拳で殺陣してんの」って事だけアレかな(笑)
昔の、原作寄りのハードなキャラ作りでなく、宮崎作品的な「本当に悪い人はいない」系の(カリ城にはおったけど)、まさしくファミリー向けの「ルパン三世」キャラになっていたと思う。
あ、だいもんは予想に反して、敵ではなくてものすごく魅力的なキャラでした。
正直、馴染むのに時間かかるだろうからって、あんな別グループキャラにしたのかと勝手に思っていたんだけど、全然馴染んでいた。
ボケまくりのルパン組に、やっきになってツッコんでいるみたいな、そんな感じで・・・。
ラスト。
ルパンが、舞台奥に向かってゆっくり歩いてフッと、ジャンプして、靴をかちんと合わせる。
それは、まるでアニメから飛び出してきたルパンそのものな訳で。
「2.5次元の後ろ姿」・・・。
宝塚では珍しくないかもだけど、まさしくその姿がありました。


このちぎの表情、いいですねぇ。

あ、ともみんの表情も(笑)