・・・今、「グスタフ三世」がサブタイトルだと気付きました(笑)
ええと。
宙組は、本当にコスプレものが似合いますなぁ。
ステキ過ぎてびっくりだよ。
私、個人的に宮廷服ってあんまし好きではないんですよ。
パンツの短さとか、靴のヒール(の高さ)とか・・・。
今回、テルが着ていたやつ、座ったら膝頭が見えてしまうのあって・・・。
あれ、頂けませんでしたな。
ベルばらとかで、ぶっといレース付けてるのの意味が分かったよ。
でも、格好良いんだよねぇ(笑)
今回の印象は、やっぱり「テル×きた退団仕様」って感じだね。
きたろう、美味しすぎる。
まーさまは、ビミョーな役どころで・・・。
正直、次期トップの役じゃないんじゃない?って思った。
本当に、ビミョー・・・。
みりおんのお役も・・・。
みりおんが演ってなかったら絶対ヒロインの役じゃないよって思った。
それというのも。
一緒に観ていた娘とも話していたんだけど、原田先生の脚本は、「一本物サイズ」なんだと思う。
何もかもが中途半端というか、書き切れていなくて。
グスタフの半生のトピックスを拾いまくって、全部使ったら山場ばかりになりました。
みたいな。
山ばっかりだから、ずっと平坦で。
起(グスタフ三世伝説の剣の話を知る)と、結(グスタフ三世暗殺される)しかない感じ。
・・・うーん。
決してつまらない訳ではないし、いい題材だと思うし、宙組に合っていると思うし、海戦とか派手な見せ場もあるし、面白くなると思うんだけどなぁ・・・。
同じ詰め込むなら、トピックスではなくて、エピソードってゆーかキャラ(登場人物)の肉付け?トピックスを掘り下げるというか・・・そーゆーのに費やして欲しかったなぁ。
いちいち起こっている出来事羅列だけして、オチがないんだもの。
もし、一本物として二時間強の脚本になっていたら、その辺りが良い感じで加筆できると思うんだよね。
ビミョーなまーさまのお役も、みりおんのお役も、うららちゃんも・・・もっと魅力的に出来たと思うんだよ。
んで、時間の経過が、もっとわかりやすくなるかと・・・(見終わって、半年くらいの間の出来事だと思ってしまったのよねぇ)。
もったいないなぁって思うわ、正直に。
私、原田先生の舞台の使い方すごく好きなのよね。
セットがステキ。
フランスの伯爵邸からテラスに変わるところとか、海戦の場面とか、グスタフとアンカーストレムの別れのとことか(サス絶妙!)・・・。
ま、前半やたら暗転が多くて「?」って思ったけど。
ないと思うけど、一本物に治して観たいわぁ。
ま、もう一度観る予定なので、次には印象かわるかもだけどね。