花組エリザ、行ってきました!
ルド→柚カレーver.。
いやいやいやいや…。
よかった。
みんな。
ちゃんと「歌劇」やった(笑)
歌える人がちゃんと揃うと、こんなに気持ちがいいんだって…久しぶりに感じたわ(笑)
みりおは、本当にトート閣下ピッタリで。
魂奪われそうな美しさで…。
シシーの事に関してだけ、気持ちが揺れ動いて、ちょっと弱いというか人間らしい感じで…。
えっと、私は、みりおの「少年期の危うさ」みたいな雰囲気が好きなので、今回実はツボな所がチョボチョボあった。ので、ほんと、よかった。
むっちゃ好きな(笑)「シシーに部屋から追い出される」場面の、落ち込み方ったら!
キュンキュンしたわ(笑)
なんか「慰めてあげたい」閣下は、初めてだよ。
ラスト、本気で「よかったね!」って思ったわよ。
あ、蛇足かもですけど、ブーツのヒール、普通でしたよ(笑)
蘭はなちゃんは、色々ありましたけど、さすがの退団公演!素晴らしい!
タイトルロールの責任をちゃんと果たしてたと思います。
んで、いいなと思ったのは、最初のパパとの場目。
なんかねー、二人ともお互いを愛してるのがわかった。
ものすごいパパっ子と、末娘を溺愛パパって感じ。
マリン、いい仕事するわぁって(笑)
大人になったシシーは、段々貫禄が出てきて、一幕は…まぁそれほどでもなかったけど、病院訪問の辺りから…とても皇后さまって感じが出てきて。
おおうって、なりましたさ。
夜のボートのとこ。
老けたシシーを見て、れーれ?って一瞬思った自分にウケた。
さすがに似てるわ(笑)
ま、これは蛇足。
みっちゃんは、安定の歌唱力で、星組ではそれ故重用された感があったけど、今回は出すぎることなく馴染んだ上に、ちゃんと仕事をこなしていたって感じだった。
実は。
私、北翔 海莉さんがちと苦手です。
…なんですけど…。
なんでだ?と思ったんです。
なんで苦手なんだろう?
って。
こんなに歌えて、踊れて芝居もすごくて…。
なんでもこなせて、その為に努力を惜しまない。
演技者として、舞台人として、尊敬に値するくらいなのに。
ごめんなさいって(笑)
過去の自分の馬鹿って(笑)
感じました。
出の場面から、ホントによかった。
ま、私の中のベストオブ・フランツは、霧やん、ゆみちゃん(同点)なんだけど。
そう思いつつ、「この役、ともちんで観たい」とか思いました(笑)
今回、一番観たかったのはなんといっても一花ちゃんのゾフィー。
声とか、やっぱり可愛いんだけど、さすがの芝居上手!
貫禄満点で、素晴らしかった。
色々、過去のゾフィーと違う演技をしていて、「こう来ましたか、なるほど!」って思いました。
これで退団かぁ。
もったいないなぁ。
あ、だいもん!
彼も楽しみでした!
プログラムの写真がすごくて、私的ベストオブ・ルキーニランキング上位に食い込むこと間違いなし!って思ってたので(笑)
…ハンパなかったです。本当によかった。
組替え、花組にとっては痛手ですね。
柚カレーは、なかなか繊細なルドでよかったわ。
軍服もとてもお似合いで。
シシーに助けてもらえなかったとこから、死ぬまでの流れ、きれいだったわ。
とてもかわいそうでたまらなかった。
なん十回って観てるに、泣けたわ。
やっぱり95期はすごいね。
95期といえば、マイティ(笑)
ごめん、二度見した。
すごく…ええと…ハクリョクでしたね。
いや…素敵でしたよ(笑)
後…ヴィンティッシュ嬢の仙名ちゃん、死刑囚の母のななくらちゃん。
素晴らしかった!
むっちゃ好き。
鳥肌たちました。
あ、で、ツェップスのタソ。
フツーのおじさん(コメディーではなくという意味)を演っていることになぜかウケてしまいました(笑)
そういえば、なぜかあきらに目がいきました。
やっぱり男らしくていいですね(笑)
フィナーレが始まって、私、この作品むっちゃ好きやって思い出しました(笑)
男役の郡舞、泣けてきて…。
ああ、百周年にベルばら乱発するくらいなら、エリザいっぱいやったらよかったのにって、個人的には思いました。
今回のデュエダン、すごかったですね。
私、知らなくて…銀橋でのあれ、思わずのけぞりましたよ(笑)
でも、ホントによかった(笑)
なんか、見ていて蘭はなとみりおって、しっくりくる並びやなぁと思った。
や、私は蘭はなとまとぶんも好きだったけどね。
パッと見た印象ね。
とりあえず、ほんとに観られてよかった。
よい作品でした。
ほんと、百周年にいい加減飽き飽きなベルばら祭りやるくらいなら、エリザ祭りやって欲しかったなぁ・・・。