風ちゃんについて。


まるっと忘れていた。


彼女、多美ちゃんじゃないの~。

メイ執の・・・。


あの・・・男役顔負けの立ち回りをやってのけ、しゅう君と二人舞台を所狭しと走り回っていたあの・・・多美ちゃん・・・。


そして、ダンセレの新公、噂のアンジェリータ!!

・・・からの、めぐあい2の新公シルヴィア!


・・・95期は芸達者が多いなぁ。


新公ヒロ一本しかしたことない子って全然思えない。


上手いってものじゃない。

安定してるって思った。すでに(笑)


歌っても踊っても、芝居もすべて上手いなんて・・・。

声もね、とっても通るいい声なんだよ~。

星組の娘役で、(路線候補の)歌える子がやっと出てきたって思ったよ。

結構多めのナンバーを(観ている側としては)とってもヨユーにこなしているように感じたし。

舌を巻くってこういうことをいうのねって思った。


最初、いきなり告白タイムから始まるので、ちょっとびっくりしたんだけど、こう・・・段々二人の距離が縮まって、開いて、また縮まってってする様子がとてもよかった。


アメリカの女の子らしい、さっぱりとした可愛さで、恋する女の子を元気に演じていた。

とにかく元気。で、体当たり(笑)


ヅカファン的に、ヘソ出しももはや珍しいことではなく、ダルマで美脚を見慣れているはずなのに、「水着」って設定になるととたんに恥ずかしくなるのは、何故だらう・・・。

女子がみんな水着姿でランニングしてるなんて・・・。男ども可哀想~って(笑)


しかし・・・あれ以上の体当たりはないと思ったね。

シャワーシーン!!

扉越しに、スカート脱いだのわかったときは、一瞬ビビッた(爆)

「ああ、水着ですかい。」って(笑)

あの、泡のモトはいったい何なんだろう・・・。

ものすごく泡立ってるのに、髪になでつけていったら、液体に変わっていってた。

でも、飛び散った泡は、そのまま泡として落ちていたし・・・。

気になるわぁ。てか、素材を知りたい!!


って、話がずれちゃったけど、思い切りのいい演技で、・・・そうだな、大先輩のトムに、駆け寄って「体当たり」ってんじゃなくて、もう、走ってジャンプして「体当たり」(必殺技的な・爆)ってな勢いと元気さを感じたわ。

物怖じしない、カンのいい子なんだろうなって思った。

トムが気に入ってるって噂されるの、わかる。


日本じゃちょっと分かり辛い、当時のアメリカの人種差別とかなかなか難しいところも、がんばって表現していたと思う。

難しいわな。あれは。


イメージとして人種差別してる人って、近くに来られたり、同じ施設使うだけで嫌がるものだとか思っていたから、普段ふつうにしゃべってて「かわいいわね」とかいっていたのに、恋人が被差別人種と結婚し、子供までいるってことが許せないってなるってのが・・・。

最初、バツイチを黙っていたことにショックを受けているんだと思ったものね。


まず、観る方も、その時代背景を理解しておかなきゃ難しいところだったね。


ま、これは、マカゼくんにも言えることで。


ああ、でも、あれか。

時代違うけど、マイオリのジョイ・とーこちゃんの父親も、子供作らせといて黒人の恋人捨てたものね。


「つきあうのは大丈夫。でも、結婚はだめ。」ってのが意識として当たり前ってか、多かったんだろうね。


とにかく、そんな時代背景があっての、あの南の話で。



ネリー・風ちゃんは、徐々に可愛いから女性らしくに成長してるように感じた。

ラストなんて、母になる覚悟出来ていたものね。

自分の中の偏見を脱ぎ捨てて、すべてを彼とともに歩むために・・・覚悟してきたって感じで、いっぱしの女性になっていたと思う。


すごいよ。

ホント。



これからの風ちゃんが楽しみだよ。

ホント、がんばって。

応援します。




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