とりあえず、キャスト別に・・・
トム・・・。
押しも押されもせぬ、The男役!
完璧なトップ・オブ・トップさん。
・・・初めて観た時は、まだ全然下級生だったのになぁ。新公学年だったものねぇ・・・。
雪組で、高嶺さんとはっちゃけてる時が本当に楽しそうで、観ている私たちも楽しかったけど。
すっかり落ち着いてしまわれましたねぇ。
でも、それが悪いっていってるわけではないんですよ。
むしろ、誰よりもトップの座に長くいて(組のトップじゃないけど、出演したら主役だからね)いろんな役を経験して培ってきた男役スキルが、すごいし下級生たちのお手本になっているし。
今回も、マカゼくん、鍛えられたみたいだねぇ(笑)
ま、それは後に書くとして。
ぶっちゃけていうと、トムって今の子と比べたら小さい。
「男役」としてはちょっとアレなんだけど、そんなの本当に関係ないって位、「男らしい」。
仕草とか、呼吸とか、そんな技術的なことだけじゃなくて、気持ちが男になってるんだろうなぁ。
女性ってこと本気で忘れてるときあった(笑)
子供たちに対するところがねぇ、「父性」なのよ・・・。
ものすごく、子供たちも心から愛してるって感じがにじみ出ているのが・・・。
可愛がって育ててるんだろうなぁって。
自分が子持ちだからかもしれないけど(ま、あんな小さいのはいないけど・笑)、どうしても子供(小さい子ではなく、親子の子ね)が出てくると、感情移入がハンパなくて。
小さいときにママとは死に別れたけど、パパの愛を受けてのびのび育ってる健気な子供たち・・・。
そんな三人の姿に涙腺やばくなってしまいましたさ。
でね、「恋している男性」ってところ!
告白して、いい返事もらえて「よっしゃー!」って喜んだり、彼女見てにやにやしたり、振られて落ち込んだりしているとこ。
自然なのよねぇ。
それも、若い男性じゃなくて、十歳前後の子供がいるそれなりの年の男性って感じが、とっても自然。
あの・・・おでこチューはびっくりした。
・・・本当にやってますよね・・・。
あれってやっぱり、あの後風ちゃんが、髪乾かしたりするのとかお衣装替えに引っ込むから、口紅ついてもいいやってことなんでしょうかね。
とはいえ、おでこチューごときであんなに驚かされるとは、思わなかったよ。
さすがトム・・・。
とにかく、すべて・・・完璧でした。
トムのキーンとかも好きだったんだけど、今回の役は、本当に当たり役だと思ったよ。