「グランドレビュー エトワール ド タカラヅカ」
・・・けっこう大介先生のテッパンもありつつ、斬新な印象を受けた。
大階段スタート好き。
おおうって盛り上がる。
あさこちゃんは赤でマントだったけど、ちえはブルーで足元だけだった。
・・・足元だけ穴空いてるのよね。向こうずねくらいから布に埋まっていた。オペラで観なかったら、わからなくて「あれ、ちえの身長バランス悪い」って思っちゃったよ。
でも、あの引き抜き・・・じゃない、振り落とし・・・みたいに布が引かれる時のコーフンたらない!!
ちえ、べに、マカゼ君。
・・・立派に序列が出来てる。
ねねちゃん、はるこちゃん、わかば。
娘役も、ちゃんと序列が出来てる。
ああ・・・やっぱり、こういうのって、重要。
観ていて落ち着く。
組が安定しているって感じる。
・・・場面場面で、うっかりすずみん捜しそうになる自分にとほほだけど。
ちえもねねちゃんも、そりゃすごかった。
ちえのサソリ座!
ダンサーちえの本領発揮だね。
・・・昔、まだぷっくりのちえちゃんだったとき、わたる相手にサソリ(女)ってのやってたの思い出した。
あの頃も、「へぇ、下級生なのにわたるについて行ってて、すごいなぁ」って思ったモノだけど、たった一人であの舞台埋めるほどに成長してる、今回。
「あのちえちゃんがねぇ~」って、近所のおばちゃんな気分になったよ(爆)
でも、実は私的ツボはしし座。
それも、ラスト。
やー、見てください。
中割幕が、閉じる直前。
ぞくぞくするくらい、ワイルドです。
羽山先生の振り付け、すごいわぁ~。
一番、・・・ちえらしいかっていったらそうでもないけど、いいんですよぅ。
ねねちゃんのアリエスはやばい。
なんでこんなに可愛いの?って言いたくなるほど(笑)
耳の上くらいに、髪でくりくりと羊の角を模っていて、それがまた・・・可愛い。
プロローグのドレスもとっても可愛い。任田先生かぁ~。華やかでいいよなぁ。
でも、一番良かったのは、おとめ座の場面の「セ・マニフィーク」。
やー、ねねちゃん、娘役的には低い音域で、格好良く歌うの似合うなぁ。
セクシー。
ソートーに。
まさこ以下、8人のイケメン男役従えて、歌うねねちゃん。
まりもとか、うめちゃんとかが演ったら、ソートーオトコマエな場面になったと思う。
でも、ねねちゃんがやると、コケットでセクシー。
娘役として脂ののりきった時期に来たなぁと思う。
「大人になって・・・」と近所のおばちゃんな気分になる訳だ(笑)
べにの成長には感動した。
すずみんの退団が発表され、収録のカメラを止めるほど公の場で泣いたべに。
大切な人がいなくなる悲しみと、その任を担う重圧を感じていたべに。
たったこれだけの期間に彼女は成長したと思う。
肝が据わったというか開き直ったというか・・・。
下級生達を従えて踊る姿に、彼女の覚悟をみた。
いつまでも下級生気分でいられない。自分は2番手なんだと。
全然タイプは違うんだけど(あるトコとても似てると思うんだけど)、すずみんのナニカが彼女に見えたらいいな。
今回のふたご座の場面で、ナニカをみた気分になったけど(笑)
マカゼ君は、正しく3番手。
今のうちにもそっと歌のスキルを上げておかないとなぁ。
今回は、音域が一寸高かったのか、だいぶマシだったけど・・・。
色気のある個性的な人だから、頑張って欲しいなぁ。
ヘタレも好きだけど、超二枚目を(大劇で)観たいなぁ。
今回、ほとんどオペラを上げなかったんだけど、唯一「あの人誰?」となった人がおりました。
・・・十輝いりす・・・。
まさこですわ・・・。
すずみんがいないって事と同じくらい、いる事に慣れないわぁ(;^_^A
どうなのかな、馴染んだかな。
まさこは、優しいおっとりした人だから、どしどし自分色を出すって感じじゃないし、星組カラーに合わないって感じでもないんだけど。
気になるわぁ・・・(笑)
次には慣れるかな。私的に(笑)
はるこちゃんが、娘2に返り咲いてこんなに嬉しいことはない!
わかばや96期に負けてたのって身長だけやん?
すずみんと何作か組んで、本当によい娘役に成長したはるこちゃん。
がんばってください。
でね、今回ほど、じゅんこさんのすごさを感じたことがないって程感動した。
てんびん座。
なんなの?!あのハートウォーミングな歌は!!
心に染み入る、優しく慈愛に満ちた歌声。
じゅんこさんが立っているだけで、ふんわり優しい空気になる。
・・・初めてじゅんこさんを認識したときは、やさぐれてて、つっぱらかった少年役だったのに・・・(笑)
今や押しも押されもせぬ、専科様。
星組にいてくれてありがとう。
星組に出てくれてありがとう。
今度もよろしくお願いします(笑)
華やかな楽しいレビューになってて、ホントに楽しかった。
10回でもリピ出来るわ。