標高125m・比高90mの円谷城(倉吉市円谷町)
各資料には歴史的背景は記されておらず、詳細不明…
東側は山が切り崩されており、山麓を通る道路脇には駐車スペースも少ない為、西へ回り込む…
鉄塔への作業道を発見したので、利用して山中へ
延々と歩くと、最高所の削平地に到達する…
これが主郭なのか…
凄まじい薮の北二郭
同じく凄まじい薮に覆われ、北二郭から少し離れた所にある北三郭
北三郭から連なる北四郭
北五郭
ここから先は、凄まじい薮と激しいシダに覆われており、かなり苦戦しつつ北へ…
北六郭
北七郭
地形、全体の縄張りを見ると、北六郭か北七郭のどちらが主郭に相当する曲輪なのかも知れない…
北七郭の腰曲輪的な北八郭
一度途中まで戻り、東尾根へ…
縄張図を見ると、こちらの曲輪群は二重堀切や竪堀を備え、かなり見応えがありそうだ…
…しかし、進んでみると、途中から山が削り取られていた
地形図で見るより掘削が進んでおり、東曲輪群は消滅I
削られた跡が生々しい円谷城遠望
軌跡ログ
見事な遺構が存在するはずが、無残に削り取られてしまった城
尚、円谷城については円谷城発掘調査報告書があるが、こちらにも歴史的背景は記載されていない…
倉吉市の城