標高190m・比高140mのこの城は、下福田城の南西、高城城の北東の丘陵上に存在し、高城城の縄張図の中に入っているが、高城城との距離、立地を見るに、高城城の出丸もしくは独立した出城として機能していた城と思われる
下福田城の背後から登ろうとするが…
かなり距離があり、激しい薮
何とか突っ切り、北西東尾根へと直登
縄張図を遥かに上回る数の曲輪が連なる
曲輪群が途切れた尾根を進むと、山頂から北西へ張り出した尾根に到達…
そこには複数絡み合った竪堀
そして西尾根の曲輪群
土塁に囲まれた西四郭
かなり広い西三郭
その先には堀切
西二郭
広大な主郭
主郭の三角点と、山の名が記されたプレート…
ここから、この城を「大平山城」と仮称する事にした(笑)
主郭の東にも曲輪が連なる
さらに、中心部から離れた北東にも四段程の曲輪群が
大平山城遠望
(左手前の丘陵は下福田城)
実地踏査を元に作成した概略図
軌跡ログ
倉吉市の城