男山城 八頭郡若桜町 | 山城攻略日記

山城攻略日記

北海道から沖縄まで、日本全国の有名所の城を旅し…
現在は地元・鳥取を中心とした城巡りの日々(^-^)/

標高380m・比高160mの男山城(若桜町赤松)富士山

内町の奥にあり、昔此谷の領主古海某在城せりと言う。郷民口碑に城主相撲を好む、或時安井の郷士青木六郎左衛門実俊、北山の城主丹比氏を誘引して各我手の力士をして角力をなさしめ勝負やわ争いけるが、其事遂に鉾楯の端を開き青木・丹比軍勢を起して古海を討亡しけるとなり、按するに青木実俊は貞和年中(1345~1349)の人と新興寺記録にあれば有り得る事と見えたり。
城の麓に石垣の高き一丘あり城主の住居の跡と言う、馬場・内町・寺所(光蓮寺の廃地)など言えるは今皆赤松の枝村にて昔城下の構の内と言えば当分の城持ちにあらざるべし。
古海は此谷の本名なり是其額する地名を呼びて氏とせる。今に古海角力とて毎歳九月九日郡中の人此里に会して勝負あるは此城主の時より始まると言う。

これについては、次のような話もある。

この城は「鴉ヶ城」といい古海某が開城する。後に波多野森之助これを攻取し在城するも貞和の頃落城し此地に葬る。波多野の家臣毛利喜八郎というものが末裔が内町の森木・森本等の家々だと云う。
(※若桜町誌より)

南西に砂防ダムがあり、そこへ登る道があったので、利用し、道が尽きた所から直登走る人

南西尾根を登ると、曲輪が数段見られたひらめき電球


そしてさらに登ると、頂部の尾根筋には階段状の曲輪群ニコニコ


それほど広くはない曲輪が複数連なるひらめき電球


南二郭ひらめき電球


倒木が散乱する主郭ショック!


北二郭の東西は帯曲輪となり、主郭の北側を囲うニコニコ


北二郭と北三郭の間には堀切合格


男山城遠望カメラ
右下に見える白っぽい部分が登りに利用した砂防ダムひらめき電球

実地踏査を元にした概略図ひらめき電球

軌跡ログあし



八頭郡若桜町の城


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