標高299m・比高80mの唐櫃城(智頭町木原)は木原城・木原ノ城とも呼ばれ、木原駿河守元信の居城と云われる
因幡誌によれば、木原氏は近江佐々木氏の祖、佐々木定綱の流れと伝え「略系図」を記している…
永禄・元亀年間、美作失筈城を居城とする草刈氏が横田に城(横田城)を構え、唐櫃城を攻撃したが、守りが堅く数年に及んでも抜く事が出来ず…
草刈氏は西宇塚の岡城主の国政氏と組み、謀略により落城させた…
城主元信は討死、子孫はこの地に帰農したともいい、地元には城主の墓と云われるものも…
国道53号線沿いに、石碑や案内看板がある
山道を進んで行く
城域の北には大きな竪堀
この竪堀は、北側に竪土塁がある
主郭
南へ一段下りた曲輪…
右奥に、主郭から続く道が見える
さらに南へ下りると、かなり荒れ放題
西側へ移動すると、こちらにも曲輪がある…
そしてこの曲輪には石垣が
全体的に整備された城である
八頭郡智頭町の城
Android携帯からの投稿