香原山城 西伯郡大山町 | 山城攻略日記

山城攻略日記

北海道から沖縄まで、日本全国の有名所の城を旅し…
現在は地元・鳥取を中心とした城巡りの日々(^-^)/

標高600m・比高450mの香原山城(大山町宮内)は河原山城とも呼ばれ、調査報告書では城主が福頼左衛門尉と書かれている…


城郭大系では、福良元光の居城で、天正十三年、香原山合戦が行われた所で、羽衣石城主南条元続が伯耆西部に侵入した時、この城には毛利方の福良藤兵衛がその兵百余人で籠城していた。
福良氏は南条軍の行松入道の二男・次郎四郎を将とした一千余騎に攻められ、七月九日城を脱走、この時、行松氏が福良氏に代わって城主となった。
これを聞いた尾高城の吉田肥前守が十五日、百五十騎をもって陣地に攻め入った。

行松氏は五百騎を繰り出し吉田軍を攻撃したが、行松氏は敗れて再びこの城は毛利方となった。

…とある…

五百の兵で百五十に負けた…!?

何はともあれ、まずは孝霊山を目指して登るI

孝霊山の山頂から、北の尾根へと下るが、所々が急斜面、そして激しい薮あせる

途中から尾根が上り始め、ついに曲輪へ到達合格


さらに一段登る…


もう一段登って主郭ニコニコ

曲輪が二段だけの城のはずだが、三段目は後世の改変か…!?

そして、あろう事か帰路にて熊に遭遇叫び

幸い風が無かったので、熊撃退スプレーを吹きつけて撃退したあせる

念の為にプロテクター着用、山中徘徊の時の帽子は簡易ヘルメット内蔵、薮を切り開く為の鎌鉈もあったが、スプレーだけで撃退出来て一安心だったあせる

孝霊山と香春山城の遠望I


「大山町高麗山(孝霊山の別名か?)から北東に延びる尾根に二段になった平地があるが、そこが香春山城の城跡である。いまも山麓よりみると、それらしい姿をとどめているが山は険阻で雑木に埋まってるおり、城跡に上がることはおよそ困難といわれている」
(※城郭大系より)

そうそう容易には到達出来ない城なので、一般の方の立ち入りは御遠慮下さいm(_ _)m




西伯郡大山町の城


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