小川 糸さん新作の【椿の恋文】


図書館で借りてきたのを機会に


ノロマな読書スタイルを変えようと


一念発起しました


前々から憧れはあったのです


少し昔はノロマどころか読んでる途中でウトウトwww


小説書いてるくせにこれでは胸を張れない


冗談抜きで読書のスピードをそこそこでも早くして


胸を張れるだけの読書量と語彙力アップに


繋げなければなるまい


そう決心したワケなのです


トレーニングの甲斐あって、


10日以内に読み終えました(笑)


以前はダラダラと結末までいかずに返却。


いくら忙しくて疲れててもあまりに情けなくて


今の速読って、科学的というか、脳のアップデート


それが大事らしいのね


集中力高めるだとか、自分の能力を信じるだとか


目からウロコとはそういう事


実際、自分のリミッターを外すトレーニング続ければ


ホント、一年に何冊も読めると思います。


ちなみに(笑)




今回読んだ【椿の恋文】凄く素敵な作品でした


かつて浅田次郎さんの【電車員】や


東野圭吾さんの【秘密】を読んだ時の読後感と似てます


それは、あくまでも読後感のお話ですが、


どれも親子愛が描かれていたので


それが同様の感動を呼んだのでしょうね


世の中、たくさんの本が溢れてますから……そうそう同様の感動にはなりません





浅田さんや東野さんのそれらはどちらもデビュー作だったと思います。


それに対して小川さんはそうではありません


だけど、私には清々しくて初々しい


それでもって世相も加味した物語が新鮮に感じました


やっぱりどうしても脳内で映像化してしまう癖があり


そうすると、余計にこの物語が愛おしく


どなたか早く映像化して欲しいと願ってしまいます


それほどこの作品が好きになりました


最近、自分宛てに届いた昔の手紙を読んだばかりだったので


深く思い入れてしまい


願わくば、いつか自分も自分の子供たちと文通がしたいそう思ったのでした。