さようなら

愛しきみへ



“愛し”??

“愛しきみ”と言えてしまうのは何故だろう



でも

きみに戻ってきて欲しいとは

もう思わない



想い出の中で

きみは“愛し”なのかもしれない



やっと立ち直れたんだろう



人が変わっていくこと


あんなに愛しかったきみから

こうやって気持ちが離れていくこと


人は変わってゆく


立ち直れたことが良かったことなのか
私にはわからない
良かったと信じてる



こうやってときは過ぎてゆく


愛したきみを過去に置き去りにして


ときは


流れてゆく





さよなら






大嫌いなきみへ



きみと別れて

きみは…



私が今まで見てきたきみは

私の幻想だったのだろうか?


私がいいように全部解釈していただけだったのか

きみを信じた私が馬鹿だったのか




答えはどこにもない






さよなら




きみといると

まるで輝く星に

包まれているようだった

in a star




きみは私のFirst Love





“あの日へと戻ろう

龍の背にのって”

~空が泣くから~





やっぱり

幸せは

苦しみがつきものなんだ



私もきみも

またひとつ

心に傷を刻む



経験の少ない若さゆえ


より多くを傷つけ合ってしまうんだろう


若さという未知ゆえ

傷は深い



幸せは散り
消え去り

後には心の傷ばかりが残る


それでもなお

幸せを求め

人はまた泣く






きみとの想い出に
涙溢すのは最後にしよう



もう泣かない



強い私

探しにいく






さよなら



愛しきみへ








さよなら





大嫌いなきみへ






さよなら


in a star
やっと泣かなくなった


きみとさよならして3ヵ月ほどが経とうとしている


きみとやりなおそうかなと思った日にきみに振られてから1週間ほど



きみがいたらきみといるはずの時間を独りで過ごしていた

寂しさばかりが襲った


私はきみといるはずの時間を
違うもので埋めることにした


きみとは物理的に会えないのも
きみから心離れていける要因だった


きみのこと
少しずつ好きじゃなくなってく


きみに多少のマイナスな感情さえ感じる

哀しみ
怨み
妬み

色んな感情が混じっている


そして好きが消えていき

きみと過ごすはずの時間を違うものが埋めていく

私に必要だったきみという存在の必要性を消していく



別れたあと
私はきみに初めて
バカ
って言った


きみは
私に歩み寄ってくれたように見えた
が、そんなことはなかった



嫌いになって別れたわけでない2人は

別れたあと

酷く傷つけ合っただろう



そして

好きだったぶんだけ

きみがとった行動に

きみを疑い

きみを怨むんだろう


そうでもしないときみを嫌いになれない


お互い不器用だったね


言った方がよいこと
言わなくてよいこと
優しさ

なんだかそこらへんが不器用だったんだと思う



今きみに対して

マイナスの感情があるけれど

数十年後

振り返ったときにはきっと

きみには感謝の気持ちで溢れているんだろう



さようなら

バカなきみへ


不器用な私は

前にゆきます


きみへの怨みは

時間でしか解決されない
最後はすれ違ってばかりだったね


純粋なはずの想いが交錯して

お互いに傷をつける

美しい刃物は

心に鮮やかに深い傷を刻み込む


美しい刃物は
よく斬れる




私がふっと欲するのは

きみなんだ


だけど私が欲するのは

過去のきみであって

今のきみじゃない



今のきみにはもう何も期待してない


けど一緒に愛し合った時間が長かったから

昔のきみがこんなにすぐ消えてしまうのが
信じがたくて
今のきみに触れてみるけど
触れる度
無駄だと知る



まだきみを欲してしまうけど

それは昔のきみ


それはもうこの世には存在しない誰か




昔のきみも今のきみもきみだから

昔のきみにこの世で一番近いのは今のきみ?


そうやってきみに触れる度

また私は哀しみに苛まれるんだろう


頭ではわかって

理解できない私は

またきみに触れようとしてしまう