環境は変わったことで飛行機修行から半ば撤退せざるを得なくなり早や数年が経過しました。

この間、平SFC&平JGCでなんとか行きたいところの特典航空券をゲットするために色々と

四苦八苦していましたがコロナ禍のトンネルを抜けつつある昨今、他社プログラムには上級クラスの

解放をほぼクローズすることが増え、マイルのお得度は急降下している現状を非常に嘆いていますが

航空会社の立場を考えれば致し方ありません。

 

そんな中でも趣味の友人関係は細々と続いていて、5月某日にコロナ禍の解除と相成って、飛行機関係の友人の

皆様が兵庫県の某田舎に位置する拙宅に訪ねて来てくれました。

 

その夜は私達夫婦と友人らと合計6名で近所の知る人ぞ知る隠れ家レストランの「鬨」へ。

 

 

 

 

昼間は普通の美味しいお蕎麦屋さんですが夜は毎日1組の貸し切り予約のみで

季節ごとに変わる地元の素晴らしい食材を調達して絶品の料理のフルコースがいただけるのでした。

 

とは言っても無名なお店なので友人らは半信半疑だったのか翌日はみなさん個別に予定を入れられて

あくまで「鬨」は旅の一部という感じでいらっしゃいましたが食後はどんな反応をされるか気になっていました。

 

①トマトサラダ 

 

トマトの透明な部分を取り出して、ゼラチンで固めたもの

あっさりしていて美味。つかみはOK.

 

②酒のあて 3種盛

 

 

手作りカラスミの炙り

 

市販ではなかなか無いと思われる極太です。

私は運転手なので吞めませんが周りはお酒が進みます。

 

ウズラ卵のバルサミコ酢漬け

ゆべし

 

 

ファルーシ 

中に鶏の旨味をたっぷりと吸ったバターライスが詰めてあります。

 

猪のスペアリブ

ジビエの王様と呼んでも過言でない美味しさ。

炭火で塩コショウだけでゆっくりと焼き上げて

脂身も甘くて絶品

 

お口安めに蕎麦のサラダ

野菜は目の前の家庭菜園で採ったものらしく超新鮮。

蕎麦との組み合わせも最高でした。

 

マスカットの豚肉巻きフライ

揚げ具合が絶妙で美味しい。

 

 

鹿肉のタルタルソースのバゲット添え

鹿肉を数日間低温殺菌してレアで食べれるようにした

実はものすごく手間のかかっている料理です。

 

締めは蕎麦。と言いながら蕎麦の写真を撮り忘れたのですが💦

様々な薬味が容易されていて、蕎麦を色んな味で楽しめます。

 
ココのマスターは日本酒が好きで、なかなか手に入りにくいお酒を
いくつかキープしていて、それらを料理と一緒に提供してくれます。
私がドライバーだったのでお酒の写真は撮り忘れましたが。
 
お会計は料理とお酒を合わせていつもだいたい1人15000円までで
納まっています。
 
飛行機仲間の皆様も宴が終わるころには大満足していただいて
早くも半年後、ここでオフ会しようということで予約までして
帰途につかれました。
 
最寄り駅は姫新線の上月駅。
JR西日本が地元との協議対象にしたローカル線です。
始発駅とはいえお客は友人以外いらっしゃいません。
 
 
予約は電話のみ、支払いも現金のみというやや時代の流れには沿わない
ところもありますがそのぶん、似たようなスタイルの店と比べてかなりお得な価格になっています。
 
滋賀の比良山荘などが似ていると思われますがだいたい半額程度です。
比良山荘は不便な場所に位置し、客単価も1人最低25000円以上という高級なお食事頃ですが
皆さん満足して帰られてリピーターが増え、今では予約が取れにくいお店の一つになっています。
 
鬨は、まだ知られてないので今のところ予約は取れやすそうなのでおすすめです。